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■ 2018  小さな旅 8 ■


お気に入り蕎麦屋にある「さばね山地蔵堂」(山形県最上郡舟形町)の記事が河北新報に「挑戦するお坊さん」と題して掲載されておりました。記事を読んで、秋のさばね山植物観察ツワー・苔玉つくり・さばね山蕎麦を味わうイベントが開催されることを知り、紅葉見物も兼ねて出かけてみました。

 

◎10/26

7:30 長町発⇒秋保⇒白沢⇒東根⇒尾花沢⇒舟形(さばね山地蔵堂)⇒鳴子渓⇒古川⇒長町着17:50(走行距離 230KM)

秋のさばね山地蔵堂(山形県最上郡舟形町)

羽州街道は、奥州街道と共に東北の二大街道で福島県桑折より分かれて、奥羽山脈を越えて山形県に至り、秋田県を経て青森県油川で再び奥州街道に合流する。そして津軽、秋田、山形の諸大名の参勤交替の道であった、猿羽根峠は、最上地方と村山地方を分かつ峠で羽州街道の中でも名だたる難所として知られていました。


副住職兼そばうちの梅津さんと(永平寺で修行)記念撮影!
副住職兼そばうちの梅津さんと(永平寺で修行)記念撮影!

羽州街道の道中でも難所として知られていた猿羽根峠は、かつて尾花沢から新庄へ至るための主要な峠として、たくさんの人々が行き交いました。松尾芭蕉、斎藤茂吉、イザベラ・バード、清河八郎なども猿羽根峠を越え、多くの言葉を残しています。さばね山地蔵堂は日本三大地蔵に数えられ、昔から子宝、縁結、延命の神として信仰が厚いことで知られております。。

隣殿の「さばね山そば」では、蔵堂の副住職(梅津さん)が製粉・手打ちした最上早生のそばや「手作りごまどうふ」が絶品で大変おいしくいただきました。この山頂からは素晴らしい眺望で、お天気もよく紅葉がきれいで素敵なひとときを過ごすことができました。

1時間目:森の案内人 白壁洋子さんと遊歩道散策

⇓⇓写真をクリックすると植物名が表示されます⇓⇓

つくばね
もみじ
いたやかえで
ほととぎす
朴(ほう)の木
にがいちご
イワカガミ
ゼンマイ
つるりんどう
山ツツジ
つるありどおしの白い花
血止め草

昼食(さばね山蕎麦&胡麻豆腐)

蕎麦は、一枚目の器には、細い蕎麦(更科風)が辛味大根のおろしで頂きます。二枚目の器には、太めの田舎風な蕎麦が運ばれてきました。これまた蕎麦の風味が強い蕎麦で、太さの違う蕎麦を堪能できます。お通しも、椎茸の甘煮、紫蘇巻、大根の酢漬けと、どれも、丁寧な職人気質な仕上がりで、凄く美味しいです。そして、ここのごま豆腐は絶品です。永平寺で修行して、この味も習得してきたそうです。いまの季節は紅葉がきれいですが、夏になると窓から見える木々に蝉が宿り、蝉のBGMが流れて風情があるそうです。蕎麦と景色を一度に堪能して満足の一品でした。

2時間目:苔玉作家 八鍬博敏さんと苔玉つくり

苔玉は、多肉植物を育てるような感覚で、草木を栽培する方法の1つです。植物の根元を丸く苔で覆うことから「モスボール」とも呼ばれ、盆栽感覚で楽しむことができますよ。また、部屋に置いても重苦しさがなく、インテリアとしても人気です。

●ポイント1 育てた方

苔玉を美しく維持するためには、水やりがポイントです。苔は発達した根をもたず、葉や茎で水を吸収することから、水が多すぎると根が傷んで枯れてしまいます。ただ、植え付けている植物には水が必要なので、霧吹きで葉っぱに水を吹きかけるなど、苔玉以外での湿度の調節も必要です。

●ポイント2 置き場所

苔は日陰を好みますが、全く日に当たらない場所では光合成ができず、枯れてしまいます。2~3日に1回は屋外の明るい日影や半日陰に置きましょう。ただし、夏場の直射日光は苔や植物を傷める原因になるので、避けてください。また、湿気の多い環境で育てると、苔にカビが生え、腐って枯れてしまいます。風通しのよい場所に置くか、日に当てるタイミングでお部屋の換気をすると安心です。

●ポイント3 水やり

苔玉を枯らしてしまう1番の原因は水不足です。苔に覆われているので水分があるように見えますが、中まで水が浸透しないことがあり、植えている植物を枯らしてしまいます。

苔玉を持ち上げて軽くなっていると感じたときは水やりのタイミングです。バケツや洗面器に水を溜め、その中へ苔玉を沈めます。5分前後浸け置き、気泡が出なくなったら水から引き上げてください。また、苔は完全に乾燥させると今度は水をはじき、中まで水が染み込みにくくなります。1~2日に1回、苔が乾いていたら霧吹きで水を吹きかけましょう。

●ポイント4 肥料の与え方

苔に肥料は必要ありません。ただし、植物の生育を促すためには肥料が必要です。ただ、与えすぎると根腐れを起こすことがあるので、規定より2倍以上薄めた液体肥料を1~2週間に1回、与えるようにしてください

さばね山地蔵堂からの眺望

鳴子峡

宮城県大崎市にある鳴子峡の紅葉は、10月中旬に色づきはじめ、見頃は例年10月下旬~11月上旬となっています。宮城県と山形県との県境近くに大谷川が刻んだV字峡谷は大谷川の侵蝕により成立した峡谷で、高さ約100mの断崖絶壁が2.5kmに渡って続き、奇岩と松の緑が点在する中に織りなす紅葉美は数ある名所の中でも第一級といわれるほどです。鳴子峡は宮城県内1位の人気の高い紅葉スポットで、美しい風景をウリハダカエデ、イタヤカエデ、タカノツメなどが鮮やかな赤や黄で彩り、見るものを魅了します。その光景を見たら誰もが感動を覚えるといわれている鳴子峡の紅葉は、ドライブや電車の車窓から見るのもオススメです。鳴子峡へは遊歩道で直接行くことも可能で行楽シーズン中は多くの人で賑わいます。鳴子峡にはいくつかの遊歩道が整備されていますが、1番のおすすめのコースは鳴子峡レストハウスから大谷川まで降りることができる鳴子峡遊歩道ですが、東日本大震災以降渓谷区間は途中から通行止めとなってしまっているので、鳴子峡の北側、大深沢遊歩道がおすすめです。大深沢には約2.2kmの大深沢遊歩道が整備されています。

終わりに

秋の日差しが、まぶしいくらいのお天気に恵まれ紅葉狩りには最高の一日でした。さばね山、鳴子峡と素晴らしいひとときを過ごすことができました。特にさばね山の草木散策や蕎麦との出会いは最高でした。すっかり、ここの蕎麦&胡麻豆腐のファンになってしまいました。次回は春のツワーがあるとのことですので、ぜひとも参加してみたいと思います。

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