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■ 2020  小さな旅12 ■


11/7 鶴岡ー城下町の風情を味わう!!!

日本海へ向かう途中、いつも通り過ぎてしまい、機会があれば、じっくり街並みを見たいと思い、川崎から鶴岡公園へ出かけてみました。少し小雨模様でしたが、鶴岡公園内はしっとり濡れて紅葉の落ち葉と城下町の堀の水とのマッチングが、とても素敵でした。庄内藩14万石の城下町。市内中心部には鶴ヶ岡城跡である「鶴岡公園」があり、周辺には「国指定史跡庄内藩校致道館」をはじめとした藩ゆかりの建物が点在している。さらに明治・大正期に建造された洋館も数多く残っており、街の象徴となっています。

川崎8:00~笹谷IC~鶴岡IC~鶴岡公園10:00(約120㎞、2時間)

鶴岡城下町エリアマップ

致道博物館(旧庄内藩主酒井家の文化財、土地、建物:1950年創立)

旧警察署庁舎【1884創建、1957移築)

多層民家(旧渋谷家住宅:田麦俣の豪雪地帯の民家 1822創建)


酒井氏庭園(江戸時代作庭:枝垂れ桜、水芭蕉、ツツジ、ハギ、雪景)

旧西田川郡役所(1881創建:ルネッサンス様式)

藤沢周平記念館(蝉時雨、橋ものがたり)

大寶館(郷土ゆかりの人物資料館)

庄内藩校 致道館(酒井家9代忠徳公が創建)

鶴岡カトリック教会天主堂(1903年、黒いマリア像、パピノ神父:仏)

鶴岡文化会館(妹島和代設計)

TACT(タクト)は、
Tsuruoka(鶴岡)、Art(芸術)、Culture(文化)、Terrace(集う場所)

鶴岡の芸術文化が集う場所を目指します。

水の食卓 百閒壕(生の麦きりがうまい!⇒慶応大学キャンパス内)

所感

山形県鶴岡市は庄内藩の城下町として有名ですが、町としては平安期(1100年代)にはすでに大宝寺とか大梵寺という名前で存在していたようです。 「鶴岡」という名前は慶長8年(1603)に最上義光によって大宝寺城を鶴ヶ岡城と改名したことに由来しています。 鶴ヶ岡城に改めた理由としては、酒田の海岸で大きな亀が捕まったのを機に酒田の東禅寺城を亀ヶ崎城と改めことから、同時に大宝寺城を鶴ヶ岡城としたと伝えられています。 また、「庄内」は戦国期(1500年代)に「大泉庄」という荘園の地頭が庄内平野全域を治めるようになった頃から「庄内」と呼ばれるようになったそうです。そして今回、同市出身の藤沢周平の『蝉しぐれ』に登場する“海坂藩”が、この庄内藩をモデルにしていることを知り一層興味が深まりました。

鶴ヶ岡城の周囲

幕末期、庄内藩は会津藩とともに、会津を薩長から救うべく仙台藩と米沢藩を中心に結成された平和同盟である奥羽越列藩同盟の諸藩(出羽天童藩を除く奥羽25藩と北越6藩合わせて31藩)に守られたものの官軍の勢いに降伏し、鶴ヶ岡城も官軍の支配下に置かれました。 その後明治政府による廃藩置県の政策によって本丸などの建物が取り壊され(明治9年)、周囲の掘も大幅に埋め立てられて(明治9年)、急速に江戸時代の面影を失ってしまいました。 廃藩置県の政策が浸透するにつれ、藩の遺産が簡単に破壊されていったのは全国的な現象だったようです。 おそらく当時は歴史的価値で捉えるという意識が薄かったために保存する重要性をあまり感じなかったのではないかと思われます。 鶴ヶ岡城も城内は公園として整備されたものの、それまで城の守り神として城の片隅にあった荘内神社が本丸跡に建設されるとともに、大手門の位置には大きな鳥居が建てられてしまったために(明治10年)、城のイメージはほとんど無くなってしまいました。 わずかに残った周囲の堀が、そこに城があったことを示しているだけです。

城の西側は侍町の三の丸(現在は家中新町)となっていますが、西門前には致道博物館があります。 ここは藩の御用屋敷があった所で、藩主の御隠殿が当時の場所にそのまま残っています。 また博物館には重要文化財として、旧西田川郡役所や旧鶴岡警察署などの美しい明治建築様式の建物が移築されています。 これらの明治建築様式の建物は現在では市市の象徴的建物となっています。 私が鶴岡市に初めて持った印象は、致道博物館の美しい建物がもたらす何とも言えないすがすがしさでした。

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3.全国新聞配達

 

4.川崎町役場HP

 

5.国定みちのく公園

 

6.川崎町の資源をいかす会

 

7.人生の楽園

 

8.宮城まるごと探訪

 

9.情報誌 仙台リング

 

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