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  ■ 2015  小さな旅 9 ■


2015.11.6-9にかけてJR東日本「大人の休日クラブ」を利用して3泊4日の鉄道の旅に出かけました。今回はパートナーのリクエストを取り入れて、孫との対面場所(東京)を中心に旅行地を計画してみました。旅先で俳句を詠んでみました。まさに想像・創造力の山を登り、広大な海を駆け抜けるようで「人生楽し」を実感できた旅でした。

11/6 歴史の城下町 - 晩秋の盛岡とじゃじゃ麺を堪能!!

仙台8:06  →  盛岡8:45   →  先人記念館・岩手県立美術館・白龍(じゃじゃ麺)→盛岡13:07  → 15:04郡山15:46  → 会津若松16:52   

盛岡先人記念館・岩手県立美術館を訪れた。先人記念館の前庭では、せせらぎの脇で、晩秋の光を浴びる赤いニシキギやドウダンツツジが深紅を競っている。ハクモクレンの大ぶりな葉は軽やかな黄。ヤマボウシは一枚の中に赤と黄、緑が入り交じる複雑な配色だ。ボランテイア案内の方から丁寧な説明を聞きながら、時代の流れと共に気持ちが洗われるような気がする。岩手山や姫神山の頂には白いものが混じっている。晴れ渡る色鮮やかな赤や黄色の田園地帯に対して雪を頂いた山々が対照的にそびえたち冠雪の顔をのぞかせている。赤と白はしばらく互角の綱引きを繰り返した後、やがて白い風景が優勢になるのだろうか。もうすぐ立冬(12/8)。昼食に盛岡名物の白龍(ぱいろん)のじゃじゃ麺に舌鼓をうちながら錦秋の岩手公園(盛岡城跡)を後にする。

↑ 先人記念館パンプレット ↑

                            ★啄木を 追うて歩みし 姫神へ

       ★ニシキギの 紅に染まりし 南部富士

       ★白鳥と 夕陽乱るる 猪苗代

11/7 大正ロマン調の城下町・会津若松を散策

8:30 会津若松 散策  → 会津若松15:25(SLばんえつ物語)  → 新潟19:01 

平成25年NHK大河ドラマ「八重の桜」でおなじみのハンサムウーマン新島八重は女性の力を示してくれた。平成27年秋、鶴ヶ城天守閣のリニューアルが終わり、新しい顔としてデビューした。今、会津若松は生まれ変わったかのようによみがえっている。まちなか周遊バス(ハイカラさん、あかべえ)で、歴史的景観や史跡を自由にかけ巡る。バスをはじめ大正時代を思い出されるような大正ロマン調のレトロなまちなみ散策。ボランテイアガイドさんの案内で、会津方言を聞きながらタイムスリップしたかのような感覚になってしまう。特に七日町エリアを歩くと、心が癒され、清々しい気分になって、何か良いことがありそうな、そんな気持ちにさせてくれる町である。昼食は飯豊山麓そばの地粉のみを使用した十割そばをいただく。力強く輪郭は凛として透明感に満ち、そののど越しのしなやかな余韻と食味感が楽しめ、今までにない絶品のそばである。店名は「中むら」。そばをこのように表現している。<そば喰う人はみな長寿 はじめ鶴鶴 あと亀亀>なるほど。。。。

  ↓ 会津若松散策パンフレット ↓

          ★名月に 飯盛藩士 涙ぐむ

       ★鶴ヶ城 化粧ほどこし 天高く       

11/7 SLばんえつ物語 - 錦秋の磐越西線を駆け抜ける

いろどりの風景、温もりの時間が、語り掛けてくる、森と水とロマンの鉄道「SLばんえつ物語号」で豊かな自然が美しい磐越西線(会津若松~新潟)の旅を楽しんだ。蒸気機関C57180で石炭車でもくもくと煙を吐きながら力強く、黄金色の田園の中を夕陽の映える阿賀野川沿いを走り抜ける。リゾートしらかみ号と同様にさまざまな客車やら、展望車があり、乗務員の心地よいアナウンスやサービスがたまらなく、うれしくなる心地よい3時間36分にわたるロマンチックな鉄道の旅であった。今宵、大河・信濃川に育まれた水の都、新潟のおいしい魚やお酒を楽しみにしながらホームに滑り込んだ。

   ↑ SLばんえつ物語乗車券 ↑

      ★黒煙 すすきの里を ひた走る

11/8 周遊バス”赤い靴” - 煙る港町をひと巡り

新潟9:04 → 東京10:43  → 蒲田  → 横浜

山々は紅葉に彩られまだ晩秋の気配が色濃いが、暦の上では冬が始まった(立冬)。朝起きると外は霧雨で濡れ、新潟の街路樹では山茶花の花が咲いている。山茶花はよくツバキに似ている。種類は同じツバキ科でもある。ツバキは花ごとポトリと落ちるが、サザンカは1枚ずつバラバラに散る。しかし、一番なじみが深いのは、やはり童謡である。♪さざんかさざんか咲いた道 たき火だたき火だおちばたき♪ 作詞家は散歩の途中でサザンカの垣根とたき火を見かけて作ったという。かつて落ち葉たきは初冬の風物詩だったが、今の時代こうした光景を見かけることもなくなってきているのが現実でもある。今日は新潟から新幹線「とき(9:04発)」に乗り込み、一路、東京蒲田へ。孫との対面等でパートナーは朝から張り切っている。張り切りすぎて帰りがこわいような気がする。久しぶりに抱っこしながら、日々の成長の重さが手に伝わってくるかのようでもある。かたことのおしゃべりを楽しみながら、いつか、川崎町の自宅で、みんなで火を囲み冷たい手をかざして暖まりながら落ち葉たきでもしたいものである。そして焼き芋を頬張って世間話やら趣味に話に興じながら。。。そんな光景を思い浮かべてみた。そして赤いレンガ倉庫や赤い靴でおなじみの「大好きな横浜」へ夜景見物・食事に出かけた。雨上がりの異国情緒あふれる港町はなかなか風情があり、いいもんである。

   ↑ ホテルのお勧め横浜散策手作りパンフレット ↑

         ★霧雨に 濡れし山茶花 トキの国

      ★赤レンガ 時雨に煙る 港町 

11/9 軍艦ペリー  開港下田で金目鯛を味わう!

横浜9:24  → 伊豆急下田11:36  → 下田散策 → 伊豆急下田15:07  → 17:46東京17:56  →  仙台19:37

天気予報では今日は雨で大変だなあと思っていたが、幸いにも天からの滴りもなく傘のお世話にならずに済んだ。今日は鉄道の旅の最終日。横浜から特急「踊り子号」に飛び乗り、いざ河津、伊豆下田へと。平日でもあり車内はすいており、ゆっくりと伊豆のみかんの山々と海沿いを眺めながら狭い車道を潜り抜けるように南下した。終点の伊豆下田は1853年軍艦ペリーが上陸した地でもあり、まるで、ペリーを中心とした町つくりの史跡がいっぱいある。たとえば、港のペリー上陸の碑、開国博物館、了仙寺(ペリーと幕府との条約締結した寺)、ペリーロード(ペリーが了仙寺へ向かうロードで石畳とガス灯と川沿いの柳が美しい)。名物の金目鯛の昼食をいただき、なまこ壁と伊豆石でできた郷愁を感じさせるような佇まいの街並みを散策した。帰りの車内で新聞の記事を読みながら、人間が生きること、創造すること、それを支えるエネルギーとは何かと考えた。答えは「いまを充実して生きること。日々、それを心掛けていれば、よき人生を全うできるのだろう」ということなのだろうか。そう考えながら、今回の3泊4日の旅伝説をパートナーと総括し仙台(19:37到着)へと向かった。

     ↓ 下田 散策マップ ↓

                  ★みかん狩り 踊り子忍ぶ 伊豆の山

     ★ガス灯に 開港下田 揺れる秋

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