■ 2018 小さな旅10 ■
明治以降、仙台は東北の近代高等教育の拠点となりました。五橋から片平周辺はもともと武家屋敷が並んでいた場所で、その跡地利用の一環で各種学校が建設されてきました。また広瀬川を見下ろす米ケ袋界隈は外国人宣教師や英語教師などの邸宅を連ねていました。今回のツワーは「学都仙台Walker]と銘打って、東北学院大の学生がピックアップしたお薦めのスポットを歩きながら学都仙台の面影を訪ねます。多くの外国人教師の活躍が忍ばれる建築や、ゆかりの地をめぐり、仙台の新たな魅力を再発見しました。
五橋~片平の武家屋敷巡り(11月25日)<説明:加藤幸治・土岐山武東北学院大学学芸員、博物館学芸員資格課程3年生>
東北学院大学博物館⇒東北学院大学本館⇒東北学院旧宣教師館⇒片平丁小学校に残る野面積み石垣⇒魯迅下宿先⇒臥竜梅⇒宮城監獄署跡⇒原田甲斐屋敷跡⇒馬上蠣崎神社⇒良覚院跡⇒緑水庵⇒東北学院大学サテライトステーション
先月に引き続き、東北大学と同じ界隈(五橋~片平丁)にある東北学院大の学芸員の先生および学生さんから、わかりやすい説明を受けながら仙台の教育機関の街並みを知ることができました。普段は何気なしに通行しているが、改めてゆっくり散策してみると、この周辺は歴史の深みと重みが感じられる街角ですね。もう一度、学生時代に戻りたいと思うくらい学びたい欲望にかられた次第です。散策は足腰にもいいし、キャンパス内を歩くと、学びたいと思う気持ちが高ぶってきます。五感が刺激をうけ、家内とともに楽しむことができまた、すばらしいツワーでした。主催のSMMR(仙台宮城ミュージアムアライアンス事務局)に感謝とお礼の気持ちでいっぱいです。