■ 2019 小さな旅 10 ■
9/25 栗駒山頂上を目指し、仲間と汗を流して!
栗駒山情報
栗駒山(くりこまやま)は、山体が宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山である。標高は1,626m。山頂部は宮城県と岩手県の境界になっている。奥羽山脈に属し、焼石岳や神室山とともに栗駒国定公園や栗駒山・栃ヶ森周辺森林生態系保護地域として指定されている。二百名山の一つ。
山名の由来は、初夏の山頂西側に馬の雪形が現れることから。別名を須川岳(すかわだけ)・酢川岳(すがわだけ)・大日岳(だいにちだけ)・駒ヶ岳(こまがたけ)などとも呼ばれる。
栗駒山は、安山岩やデイサイトを主な岩質とする成層火山であり、活火山に指定されている。約80万年前以降に活動を開始し、最新噴火は1944年11月20日で、小規模な水蒸気噴火を起こし昭和湖を形成した。それ以前の有史の記録では江戸時代の1744年2月3日の噴火がある。山頂の北側にある約11万年前に形成された平坦な溶岩ドームの剣岳では、噴気活動が盛んで東斜面で樹木の枯死が生じている。
山頂の北側には北西方向に開口する、直径およそ2.2kmの馬蹄形のカルデラがあり。岩屑なだれは東西2.5km、南北4kmの範囲に分布している。
山頂への登山コースが9本ある。山頂部は高木がなく眺めが良い。日本百名山を著した深田久弥は、その後書きの中で、「東北では秋田駒ヶ岳と栗駒山を百名山にいれるべきであったかもしれない」と述懐している。
2008年の岩手・宮城内陸地震により、山体南東麓で大規模な地すべり(荒砥沢地すべり)が発生した。宮城県側の周辺には須川、駒ノ湯、温湯、湯ノ倉、湯浜等の温泉が点在するが、地震による影響で休業や廃業に追い込まれる被害を受けた。また、登山道も地震の影響を受けており、裏掛(新湯)コースなど崩落のため通行禁止となっている箇所もある。
火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。
登山ルート
★行きはいわかがみ平から東栗駒ルートで東栗駒を経由して頂上へ。
★帰りは中央コースを下り、いわかがみ平へ
やまびこ会メンバ7人(私は今回はじめて参加しました)
東栗駒コース(No.1)
美しい沢登りや雄大な栗駒山を眺めながら気持ちの良い稜線歩きを楽しめる、短距離ながら登山の魅力が凝縮されており、いろいろな場面に遭遇できてバラエテイに富んだコースでした。
東栗駒コース(No.2)
東栗駒にて
初めてなので、ガツガツ登ってしまいますが、幸いにもスローペースでしたので、花や景色の写真をたくさん撮りながら、ゆっくりした山歩きでした。とても贅沢な気分でしたが、花の名前がわからず残念でした。東栗駒コースは灌木から沢の渡渉、砂礫やハイマツの登山道と変化に富み、回り込みながら登って行くので、様々な表情の栗駒山を見ることができ、飽きることがありません。雪渓の残る緑の栗駒山は、雲が絹のようにかかる青空をバックに雄大な裾野を広げていました。
中央コース下山途中で雨に会ってしまいました!
参考:詳細は山の会のホームページ「やまびこMLC」を参照してください!