■ 2023 小さな旅 10 ■
10/11 秋の雁戸山(笹雁新道 経由 像が沢水源地)
南北25kmに及ぶ国定公園蔵王連峰の北端に位置する鋭峰。火山活動により生成された蔵王連峰は全般的におおらかな起伏を呈しているが、雁戸山の付近だけは異なる。連峰の中では最も古い年代の創成で、主稜がガンドウ(大型の鋸)の歯を思わせる形状であるところから命名されたという山名が示すように、急峻な山稜と深く切れ込んだ渓谷を有する山。最も一般的な登山口、標高906mの笹谷峠は、平安末期から明治に至るまで盛衰はあったものの、奥州街道と羽州街道を結ぶ脇街道として人馬の往来が盛んだった所で、付近には有耶無耶(うやむや)関跡や仙往寺跡、今も一部残る六地蔵などの史跡が多い。360度の大展望が楽しめる双耳峰の北峰、北雁戸山頂まで2時間30分で、周回コースもとれる。ほかに笹谷集落からのコース、そして熊野岳方面への縦走コースなどがある。
昨日の雨もあがり、朝から心地よい日差しと風が吹く秋空の中、お天気に恵まれ、ハイキング気分で参加者全員【13名)で元気よく、本当の水の美しさ、おいしさを求め、像が沢水源地探訪に行ってきました。普段何気なく使っている水道水が、いつまでも美しくおいしい水であるため、みんなで水質保全に努めていくことを心がけるきっかけになったと思います。探訪した水源地は、雁戸山への登山道を歩いて片道約45分。登山道から少し下りた斜面の、岩の切れ目から水が噴出しています。そこが「象が沢水源地」です。全員で水のおいしさをかみしめました。ペットボトルに水を汲んで、この水で珈琲をいただきました。本当においしいですね!
悠々山の会メンバー13人で北蔵王登山口からスタート!
山の恵みとの出会いは楽しいですね!
山ぶどうやナメコ、高山植物等 山の恵みにも出会いました。そして木々の上には猿の軍団が遊んでおり、地面には食べ残したイガグリがたくさん落ちていました。沢の水音を聴きながら登山で心の中まで涼やかな気分にしてくれました。