■ 2015 小さな旅 3 ■
一足先に春風・香りを求め東京・横浜・伊豆半島・房総半島を訪れました。
2015.3.4-6 東京・伊豆・房総半島の旅
♦3/4 東京・横浜
東京駅は開業100周年、3/14には北陸新幹線金沢開業と話題に事欠かない。いくたびにいつもロマンを感じさせてくれる。そして異国情緒あふれる横浜。いつ行っても新たな発見があり、ワクワクドキドキさせてくれるお気に入りの街である。今回は中華街へ出没してみました。
♦3/5 伊豆半島の河津桜まつりへ
●コメント
東京は昨日18℃、今日は14℃と、すっかり春モードに突入したようです。一足先に桜を見に静岡の河津を訪れた。東京から特急”踊り子号”で2時間40分。熱海、伊東と伊豆半島の海岸線を一路南下し、今日は伊豆大島も眺められるほどお天気もよく、桜満開の河津に到着した。河津桜とは静岡県賀茂郡河津町にて毎年2月上旬から咲き始め3月上旬までの約1ヶ月に渡り咲く早咲きの桜です。花が大きくピンク色なのが特徴のこの桜は本州でも早咲きの種類に分類され開花の過程も楽しめます。花はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配と考えられています。河津桜は、1955年2月に、 河津町の飯田勝美氏(故人)が偶然見つけた芽咲いているさくらの苗を、 現在地に植えたものが原木です。飯田氏の屋号から「小峰桜」と呼ばれていましたが、その後の調査でそれまでになかった品種であることがわかり、1974年「河津桜」と命名されました。飯田氏の植えた原木は、今も花を咲かせ、名所となっています。満開の状態が長く続くのも、河津桜の特徴で、花は「桃色」「ピンク色」で、ソメイヨシノよりも色が濃いです。ソメイヨシノが淡い色で「潔く」散るのに対し、 河津桜は、かわいらしいピンク色を長く楽しめる桜なのです。3時間ほど川沿いを散策し、すっかり春そして桜モード自然郷で元気になりました。 ↓↓ 河津桜の動画をご覧ください ↓↓
♦3/6 房総半島最東端 銚子(犬吠崎)へ
◆銚子電鉄(ローカル単線)
営業㎞程 銚子-外川間 6.4㎞
- 駅 数 9駅(銚子駅除く)内 無配置駅 :4駅
- 職員数 24名
- 車両数 電気機関車:1両 制御電動客車:6両(定員:1両平均98人)
- 変電設備 笠上黒生変電所:1ヶ所(遠方制御シリコン制御器300KW、DC600V、500A:1台)
- 運転本数 38本(19往復)
- 運転速度 最高40㎞/h
- 所要時間 銚子-外川間 約20分
- 踏切道数 28ヶ所(1種:24ヶ所 4種:4ヶ所)
- 軌 間 1,067㎜
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♢ 銚子電鉄 銚子駅を出発し外川駅までの各駅を紹介します ♢
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●コメント
天気予報では一日中曇りマーク。総武本線の特急しおさい号に乗車し、今日は房総半島の最東端の犬吠岬を目指した。醤油でおなじみの銚子駅からローカル線銚子電鉄に乗り換え”犬吠駅”に到着した。お天気もラッキーなことに晴れ間が広がってきた。犬吠岬は三方を海に囲まれた海食台地で、断崖絶壁の下に横たわる無数の岩礁で荒波が砕ける様は、見ごたえがある。その岬に高くそそり立つ白亜の塔が「犬吠埼灯台」です。40数年前に高専卒業旅行としてオンボロ軽自動車で旅行した思い出の地でもある。灯台に上り(99段のらせん階段)、眺める景色、春風はまだ冷たいがしばし懐かしさがよみがえり太平洋をみながら思い出に浸る。そして次は小高い丘の上に建つ”地球の丸く見える丘展望館”に向かう。どこまでも果てしない海、屋上の展望スペースから見る360度の大パノラマは、本当に地球が丸く見えることが実感できる。太平洋の雄大さに感激しながら海の広さ、そしてこうして旅ができる素晴らしさを噛みしめた。そして最後は銚子電鉄の鉄道収入減少を補うために鉄道員が考案したぬれ煎餅をほおばる。赤の濃い口味、青のうす口味、緑の甘口味の3種類があり、おみやげにと購入したので我が家でご賞味あれ。体調もよく、お天気もよく、無事に今回の旅を終えることができてほっとしている。
♦犬吠崎灯台
豪快な犬吠埼の突端にそそり立つ白亜の塔、犬吠埼灯台は1874(明治7)年英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により造られた西洋型第一等灯台で、日本で24番目に点灯されました。レンガ造りの建築物としては日本で2番目の高塔(31.57m)として、また第一等4面レンズを通して200万カンデラの光を発しています。99段のらせん階段を昇った眺望は太平洋の孤島に身をおいた錯覚を覚えるほど雄大で平成10年には「世界の歴史的灯台100選」に選ばれました。
♦地球の丸く見える丘展望館
地球の丸く見える丘展望館は、北総地区(千葉県北東部)で一番高い愛宕山の頂上に位置しています。屋上の展望スペースから見える風景に、“地球が丸い”という事を実感できます。天気のいい日は、360度大パノラマで、富士山や筑波山を見ることができます。また、東洋のドーバーとも言われている屏風ケ浦には、十数基もの風力発電風車を眺望することができます。