■ 2014 小さな旅 3 ■
2014.9.26-29 弘前・松本・横浜・鎌倉の旅
♦1日目:9/26(金) 秋田新幹線×リゾートしらかみ 五能線の旅
仙台⇒ 秋田 ⇒五能線(東能代~川部)⇒弘前(泊)
8:06→10:25→10:47 → 15:51
日本海と白神山地でエネルギーチャージ!
山から海へ、街から里へ、ホットと心を和ませる列車の旅はすごく楽しい!!
JR五能線は、秋田県東能代駅と青森県川部駅をむすぶ全線147.2km、単線、 非電化のローカル線である。かつては一部の鉄道好きがたまに訪れるような ローカル線中のローカル線であったが、昨今のローカル線ブームも手伝って、いまや全国でも上位を誇る人気である。それは沿線の背後にある白神山地が世界自然遺産に登録されたからで、一躍観光路線として鉄道ファンだけでなく、一般人の関心も集めているのである。JR東日本も観光の目玉として「リゾートしらかみ」と称する特別仕様の快速列車を仕立て、一日3往復を走らせているが乗車率も上々のようである。 五能線は、能代駅から鰺ケ沢駅までは海岸に沿って走るが、そのほとんどが波打ち際すれすれに線路が敷かれている。海が荒れる冬には線路が波をかぶるという”波っかぶり路線”である。”その海岸には奇岩怪石群が続き、さらに日本海に沈む夕日が絶景を作り出す。。。”というふれ込みにつられて五能線の旅にでかけてみた。 朝8時6分仙台駅で秋田行き新幹線「こまち1号」に乗ると、秋田駅10時47分発の「リゾートしらかみ3号」(青池)に接続する。これに乗って、終着点の弘前まで向かう。秋田駅から東能代駅までは奥羽本線を走るが、内陸なので一面水田が広がる。とくに八郎潟の干拓区域は秋田の米どころとあって広大な緑の絨毯が地平線まで続いている。能代を過ぎると五能線の魅力が広がってくる。
●ビューポイント1:八森駅を過ぎると、次第に白神山地が見えてきて白神岳登山口駅付近からは連なる山々が鮮明に!
●ビューポイント2:日本海の海岸線ぎりぎりを走る五能線。岩舘駅ー大間越駅、深浦駅ー広戸駅は速度を落として、千畳敷駅付近では15分程度停車する。まさに絶景である。
●ビューポイント3:鰺ヶ沢駅付近から内陸部へ。次第に右手の方に岩木山が姿を現す。リンゴの木々を従えた「津軽富士」はまさに指折りの眺めである。
■車内イベント
・津軽弁「語り部」実演(陸奥鶴田駅ー川部駅)
・津軽三味線生演奏(鰺ヶ沢駅ー五所川原駅)
津軽十万石の城下町として栄えた弘前。桜の名所でもおなじみであるが、10月頃からは石垣解体修理工事が始まります。いつもにぎわう「さくらまつり」は10年程度見ることができなくなります。珈琲の街ひろさき:ここは「藩士の珈琲」でおなじみで北方警備のため蝦夷地に出向いた弘前藩士が薬として飲んでいた珈琲があり、苦ーーーい。市内は4ルートの100円循環バスが走り観光にはピッタリでした。
★↓列車に乗った気分で海岸線を眺めてみてください。(3分間)
♦2日目 9/27(土)奥羽本線×東北新幹線×長野新幹線×特急しなの
弘前 ⇒新青森 ⇒大宮 ⇒長野 ⇒松本(泊)
7:28→8:37→11:50→13:00→13:51
四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの日本最古の天守閣を持つ松本城。
姫路城、彦根城、犬山城とともに4つの国宝のお城のひとつです。
桜・緑・紅葉・雪と四季それぞれで別の美しさを持ち、北アルプスをバックにお堀に映る姿は、松本のシンボルとして観光客にも市民にも愛されています。
松本市内を巡るには周遊バスのタウンスニーカー号(1日券¥500)で市内4コース(東西南北)を回るのが便利である。すべて駅前を起点として、まずは北コース(松本城、旧開智学校)、そして東コース(あがたの森公園、松本市美術館、市民芸術座)が半日で回るにはちょうどよい。
岳都・楽都・学都
の街 松本
⇒響きがいいね!
更級系のそばも甘みがありウマイ!!
♦3日目 9/28(日) 中央線 特急あずさ×山手線×京浜東北線
松本 ⇒新宿 ⇒蒲田 ⇒横浜(泊)
9:14→12:04→12:41
特急あずさに乗り、「花子とアン」の村岡花子さんのふるさと甲府を経由し東京(新宿)へ。その後乗り継いで蒲田にいる孫とご対面。特にパートナーは、はしゃいで、とにかくうれしかったようです。夜は横浜スタジアムで横浜DeNA-巨人戦へ出かける。巨人優勝が決定した後とのことで、比較的空いていたようでした。
♦4日目 9/29(月) 横須賀線×江ノ電×東海道本線×東北新幹線
横浜(関内)⇒蒲田⇒鎌倉⇒藤沢 ⇒東京 ⇒仙台(帰)
9:00 → 16:20→17:52
パートナーが孫に会いたさに、また蒲田へ出かけ、抱っこしまくっていた。その後、横須賀線に乗り、金木犀の香りに包まれた鎌倉の鶴岡八幡宮へお参り。お目当ての江ノ電に乗り、長谷寺、大仏を見学後、藤沢へ。とにかく江ノ電は家の密集地区を駆け抜けて走り、路面電車感覚である。でも鎌倉は斜面に家がはりついているような感じで、崖崩れや土砂災害があれば、広島以上に被害がでるのではと心配になるくらい狭いところである。藤沢からは東海道線で東京駅へ16:10 頃に到着した。ネットで路線の時刻表やら経路が表示され、とにかく便利になったと改めて感じた。3泊4日のいそがしい旅であったが、お天気に恵まれ、体調もよかったので帰りの新幹線では安堵感から、ぐっすりと眠ることができました。今回は新幹線やローカル線の列車の旅を満喫いたしました。お疲れ様でした。さあ明日は仕事。。