■ 2023 小さな旅4 ■
4/3 富岡町夜の森の桜並木を訪ねて
富岡町のシンボル、夜の森地区の桜が30日、満開となりました。4月1日、原発事故による帰還困難区域のうち夜の森を中心とした特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示解除となりました。例年より1週間早くお目見えした「桜のトンネル」が住民の帰還を待っているかのようでした。道路沿い2.2キロにわたってソメイヨシノが植えられている。原発事故で夜の森の大半が帰還困難区域となり、桜並木は一部を除いて柵越しにしか観賞ができなかったが、昨年1月に立ち入り規制が緩和され、全域で楽しめるようになりました。私、家内ともにいつかは訪れたいと思っていましたが、避難指示解除の声を聴き、復興の証を自分の目で確かめたいと思い、JR常磐線を利用して「夜ノ森駅」まで足を延ばし桜並木を五感で感じてきました。
〇往路 ⇒長町駅7:23→原ノ町8:39★9:15→夜ノ森9:47
〇復路 ⇒夜ノ森13:02→原ノ町13:37★14:04→長町15:17
夜の森の桜並木・地図
桜並木の動画
フォトギャラリー
素敵なフランス料理”RaFand”夜ノ森駅前にオープンしました!
カフェレストランとフラワーショップ「RaFand(ラファンド)」は、3月末に富岡町のJR夜ノ森駅西側にオープンしました。「和洋の融合」がコンセプトで本格コース料理を楽しめます。JR夜ノ森駅周辺は震災と原発事故の影響で飲食店や交流スペースなどがなくなり、人の往来もまばらとなった。そんな古里の姿を見た遠藤さんと、母で一般社団法人「富岡復興ソーラー」代表理事の遠藤陽子さん(72)が、地域の活性化や帰還の促進を目的に飲食店の開店を決意。多様な食材を楽しめるコース料理の店に決めたそうです。店では福島県産の食材を多く使い、和食と洋食を専門とする2人のシェフが腕を振るう。うま味調味料は使わず素材本来の味を楽しめるのが特徴で、今後は双葉郡で取れた食材もメニューに入れていくという。住所は、富岡町本岡字清水前399、電話0240・25・8615。営業時間は午前11時~午後3時の予定で、ディナーは完全予約制。