■ 2019 小さな旅 4 ■
ツツジの名所である気仙沼「徳仙丈山」(標高711m)は今、55万本のツツジが山全体に咲き誇り東北最大のスケール規模です。大島大橋の開通もあり、復興のうねりが感じられる港町「気仙沼」を訪れました。
〇5/29
長町9:00 ⇒仙台東IC⇒小泉海岸IC⇒徳仙丈山⇒気仙沼みなと市場(昼食)⇒大島大橋⇒大島⇒気仙沼向洋高校震災遺構⇒岩井崎⇒三陸自動車道⇒長町18:30(走行距離 320KM)
ツツジの名所「徳仙丈山」を訪ねて!
日本一とも称される、宮城県気仙沼市にある日本最大級のツツジの名所といえば「徳仙丈山」!展望台に登り眼下に広がるのは、赤一面のつつじのカーペット! 透き通った青い空に、穏やかに揺れる海を背景に広がる華麗なつつじは、一度見たら脳裏に焼き付いて忘れることができませんでした。徳仙丈山の標高は711mとそこまで高くはありませんが、東京ドームが10個分という、とてつもない広さを持っています。
徳仙丈山に行くは、主に3つのルートがあります。
・1つは目は気仙沼市街国道45号から行く
・2つ目は本吉町内国道45号から行く
・3つ目は一関方面の国道284号から行く
今回は1のルートで行きました。
大島大橋を訪ねて(2019年4月7日開通)
宮城県が「復興のシンボル」として整備を進めてまいりました「気仙沼大島大橋」は,平成31年4月7日(日)に供用を開始しました。 大島架橋事業については,大島地区の住民が東日本大震災時に長期間にわたり孤立を余儀なくされるなど,その必要性が再認識されたことから,復興のシンボル事業として,平成23年度に着手しました。計画ルートは,震災を踏まえて,津波の浸水高を考慮した高さとし,三陸自動車道へのアクセスや防災集団移転計画など気仙沼市のまちづくり計画とも調整を図り,平成31年春の完成・供用を目指し進めてきました。今回の開通により,大島と本土が陸路でつながり,大島地区住民の日常生活における利便性の向上や救急医療活動への支援,観光交流や産業の活性化などが期待されます。
東日本大震災遺構・伝承館を訪ねて
宮城県気仙沼市にある波路上に整備してきた「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」が3月10日にオープンした。遺構は旧気仙沼向洋高校舎。津波で最上階の4階まで浸水した南校舎の1、3階と4階の一部、屋上、北校舎の一部を内部公開する。総合実習棟、生徒会館、屋内運動場は外部のみ公開する。校舎内に流れ込んだ乗用車、車が折り重なる渡り廊下などを見学できる。隣接する伝承館(鉄筋平屋、約1295平方メートル)は、大型スクリーンで津波の脅威を伝える映像シアター、語り部や映像で被災者の思いに触れる講話室、防災教育に活用する体験交流ホールなどを備えている。 総事業費は約12億円。国の復興交付金などを活用した。運営は市が行い、一部を指定管理者に委託する。 菅原茂市長は「震災時の市民の生の声が入った津波の映像、被災の様子をそのまま残した校舎と共に脅威が伝わる」と話す。 午前9時半~午後5時(10月から3月は午後4時まで)。月曜、祝日の翌日(土、日曜除く)、年末年始は休館。毎月11日、防災の日(9月1日)、世界津波デー(11月5日)は開館する。入館料は一般600円、高校生400円。小中学生300円。ぜひとも多くの皆さんが、一度は見ておいてほしいと思う。