悠々田舎人(卯月)   手触りのある里山暮らし
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■2021活動日誌4月■

季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。


2021年4月17日 曇り/雨 14℃

土筆(ツクシ)とスギナそして東京五輪!

道ばたの植え込みに、懸命に首を伸ばしているような姿のツクシが生えていた。この季節の風物詩である。土筆と書くように、ひょろりとした筆のようにも見える。よく知られているように、スギナと同一の植物だ。根のような地下茎でつながっている。シダの仲間なので胞子で増える。ツクシは筆の穂に当たる先端部から胞子を飛ばし、やがて消えていく。その後に姿を現すのが、青々としたスギナである。こちらは実に生命力が旺盛だ。庭いじりしたりすると必ず見かけて、厄介者でもある。抜いても地下茎が残っているので瞬く間に生えてくる。同じ植物なのに、ツクシは多くの人に愛されるのに対してスギナの評判は散々である。同じ根から全く異なる顔の茎が伸びる。ふと東京五輪を連想した。平和の祭典が自国で開かれることはうれしい。そんな素朴な感情が根である。そこから相反する茎が顔を出す。「このウイルス禍の中で開催して感染がさらに拡大しないか」という不安と「日々精進してきた選手のために開催してあげたい」という思いだ。共同通信が先日実施した世論調査では開催が24%、中止が39%、再延期が32%だった。3月の前回調査と傾向は変わらず、大会に向けた機運は盛り上がってこない。不安の茎の方が目立っている。五輪開幕まで100日を切った。組織委員会や政府は開催姿勢を崩していないが、ウイルス禍が収まる気配はなく中止論も見え隠れする。どんな未来が待つにせよ、平和とスポーツを愛する根っこは残さねばと思う。

東北放送TV朝7:30からの「ウオッチン宮城」の天気予報「人間アメダス」「おはパチ」へ写真等を投稿しておりますので、毎朝ウオッチンしてみて下さい。

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2021年4月13日 曇り/晴れ 16℃

田中邦衛さんと五郎

田中邦衛さんが、逝く。心に大きな穴があいたような気がしている。北海道の大自然の中で、2人の子を育てながら寡黙に、愚直に生きる。ドラマ「北の国から」は倉本聡さんが書いた脚本だが、田中さん演じる黒板五郎の語り口が魂をのせた。学生の頃から、ドラマの世界に近づきたい、と舞台となった富良野を何度も旅した。田中さんは町の喫茶店に顔を出すなど気さくさで知られた。丸太小屋や石の家の前に立つと、五郎が「よく来たね」と優しく声を掛けてくれる気がしたものだ。「電気がなかったら暮らせませンよッ」。長男・純の言葉に「夜になったら眠るンです」と答える五郎。黙々と廃屋を修理し、管をつないで沢から水を引き、電気は風力発電で起こす。10年前、東日本大震災が襲った。一家の暮らしから、自然と生きる原点、豊かさや便利さの中で忘れかけていた大切なものを思い返した。豊かな不幸か。貧しい幸せか。五郎はためらいなく後者を生き続けた。放送開始から40年がたつが、そのメッセージは古さを感じさせない。五郎は強くて頼りがいのある父親ではない。不器用で情けない父親だ。それでも、子の窮地に見せる親の情愛にはすごみがあった。ひたむきな演技に、自分ならどうするか、と考えさせられる。田中さんほど役と一体化した俳優はそういない。演じることはもうないが、今も五郎として富良野のどこかを歩いているような気がしてならない。

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2021年4月9日 曇り/晴れ 12℃

大事な物とは何だろう?

新型コロナウイルスの第4波到来が現実味を帯びている。大阪、兵庫、宮城の3府県では「まん延防止等重点措置」が初めて適用され、そして今度は東京、沖縄、京都である。感染力の強い変異株が次第に猛威を振るい、列島全体が戦々恐々としている。東京五輪・パラリンピックを控える政府としては、何とか抑え込みたいところだが、目新しい処方箋の持ち合わせはない。飲食店の営業時間短縮、不要不急の外出自粛を要請するばかりだ。川崎町でも7日は7人、8日は1人と田舎の方にも及んできている。ところでコロナの出現以来、幾度も耳にした「不要不急」の言葉。もちろん「急いでする必要のないこと」「なくても構わないもの」という意味だが、よく考えてみると、人間の生活には「不要不急のもの、無駄なものがいっぱいある」のではないか。むしろ今日の経済は無駄、過剰なもので成り立っている。大勢で押し寄せる外国人観光客、巨大なテーマパーク、夜の街関連やグルメ産業…。これら不要不急のものがなくなると、たちまち経済が回らなくなる。しかし必要と不要の間に「大事なもの」があると思う。それは例えば、信頼できる人間関係、地域の生活空間、澄んだ大気、医療や介護の安心、大切な書物や音楽である。一日も早い景気浮揚を期待する声もあるだろうが、コロナ禍の今こそ市場原理と一線を画す「大事なもの」は何か、私たちも考えたい。

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2021年4月6日 曇り 14℃

釜房ダムの山桜も見事です!

早々に咲いた仙台市や川崎町のソメイヨシノは、もう盛りの様相を見せている。この桜はよく見ると公園や学校、沿道に身を寄せ合うように植えられていることが多い。自身にびっしりと花をつけるだけでなく、並木道では隣の木の枝と重なるように咲き誇る。まるで和音を奏でるような咲き方である。同じ場所で一斉に開花するのは、この種は主として接ぎ木で増やす「クローン」であるからだという。親と同じ性質を持つ木ばかりなので、一つ所では同じように咲いて散る。ソメイヨシノの開花が一段落すると、山の斜面にも桜の姿が見えてくる。こちらはオオヤマザクラなど野生の桜だ。くすんだ山肌が所々、桜色に染まる。日本列島には10種類ほどが分布するらしい。ソメイヨシノと違って群生することはあまりない。集団で見せる豪華な美しさはないが、暗がりの中でともった明かりのような、優しい気品がある。ほかの木々に交じって生き抜く強さも感じさせる。新年度である。これまでとは違った環境で暮らし始めた人も多いだろう。新型ウイルス禍がなければ多彩な出会いがあり、多くの人と交わって、ソメイヨシノが花開くような新生活がスタートしていたかもしれない。とはいえ、独立して咲く山の桜にも気高い美しさがある。一人でもできる自分磨きのすべは多々ある。今日は釜房ダム付近を散策しながら、多くの人と交流できる日はいずれ来るはずだと思いながら、山の桜も大いなる魅力を放っている光景がまぶしい。

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2021年4月5日 曇り/晴れ 15℃

「春眠」心置きなく眠りたいもんである!

昨日は二十四節気の「清明」。「清明」とは「清浄明潔」を縮めた言葉で、空気が澄んで陽光は明るく万物を照らし、全てが鮮やかに見える頃。草木も芽吹き、春を謳歌する季節を表している。人もまた陽気に誘われ、野や山にと出かけ活動的になる。すっかり桜も満開でまさに春爛漫である。そんな中、親戚の不幸で通夜・葬式へと出かけた。多少雨まじりの肌寒い日であったが、故人は桜を眺めてゆっくりと休んでほしいと願っている。疲れと春のせいかもしれないが、夜はぐっすり眠ることができた。「春眠」は時として、昼どきや電車の中で見かけるうたた寝をも意味するらしい。要は春の睡魔全般である。温暖な日差しを浴び、うつらうつらと舟をこぐ光景が目に浮かぶ。寒さも和らぎ過ごしやすい時候「清明」を迎える。ただ折しも新年度スタートの時期でもある。「春眠」をむさぼる状況じゃないかもしれないが、今年は余裕をもって、せめて休日ぐらいは心置きなく眠りたい。いそがしさに紛れて活動しすぎる私の生活パターンを見直し、新年度はまずが英気を養うためにもゆっくりスタートしたいと思っている。

夏タイヤへの交換2台分が完了しました。コツを覚えれば楽にできます。そしてワクチン接種の高齢者への案内が届きましたが、いつ接種できるのかは、だいぶ先になりそうですね?

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