■ 手術内容 ■
手術2:腹腔鏡下食道裂孔ヘルニア根治術
食道裂孔から胸郭内に横行結腸が脱出
2015.8.24
手術1:腹腔鏡下胃全摘術 ルーワイ再建
(Stage ⅡA)2013.10.17
★更新 2019.1.8
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♦ 症状及び経過状況 ♦
♦1.腹腔鏡下胃全摘術 ルーワイ再建(2013.10.17)
2013.7末の人間ドックにて食道と胃との継ぎ目付近、すなわち胃噴門部にガンが見つかり、内科検査入院を通して外科にて胃全摘手術を行いました。その他臓器への転移がなく、胃局部のみであったことは幸いである。(ステージⅡa)
1.手術日 2013.10.17 AM9:30~PM3:00 (仙台厚生病院)
2.退院 2013.10.31(2週間)
3.かかりつけ医者 みやざきクリニック(厚生病院よりの紹介)
→2週間の1回のペースで診察
4.薬 ①整腸剤(ミヤBM錠)②漢方消化剤(大建中湯エキス顆粒)
③便秘対策薬(酸化マグネシウム錠)
5.リハビリ 2013.11.1~
●体力回復 朝夕散歩(30分から1時間)(10,000歩)
●食事 ふつうのご飯をはじめとして消化のよい食物。
●避けたい食品(約3~6か月)
ラーメン、カレー、餅、柿、パイン、イカ、タコ、貝類
枝豆、おから、ナッツ類、たけのこ、ごぼう、トウモロコ
シ、セロリ、山菜、海藻、きのこ、香辛料、アルコール、
炭酸飲料、カフェイン等。
●食べやすい食品
ヨーグルト・プリン・ゼリー・リンゴ・チーズが食べやす
く、消化がよいものが中心。
●食べ方 1回の食事が少量なので3度の食事の他にエネルギー確保
のため2~3回のおやつ(カロリーメイト、バナナ)が必
要。初めのうちはひとくち20回以上は噛むようにする。大
きいスプーンではなく、テイースプーンを使い少量ずつ口
に運ぶこと。
●体重 6kg減(65kg→59kg)
●注意 ①胃の消化機能がないので視覚と内臓で受け付ける感覚が
アンマッチとなり、吐き気、ゲップ、便秘に注意を要す
る。特に最初の1週間程度は注意が必要である。
②胃がないため、満腹感がないので、食事中、下腹が重く
なったり、少し胸やけ気味が食事の限界である。
6.仕事開始 2013.11.18~ 週2回、半日程度で試行(事務関係)
7.検診結果
①2014.4.29(火)11:00採血、CT検査(造影)⇒仙台厚生病院
他臓器への転移はなく異常はないが。血液検査にて肝機能の数値が高く、食べ
物、特に甘いものに注意をすること。今後、かかりつけの医者で定期的な検診を
受け様子を見ることとする。
②2014.10.23(木)
腫瘍マーカーについても基準値内であるがCA72-4の数値が高いので要注意で
ある。CTを見た限り癌の転移はない。全体的に調子は良くなっているが、空腹
感から食べ過ぎに注意すること。胃・大腸内視鏡検査をうけて身体の中からも確
認することとする。
③2015.1.6.9
1/6胃カメラ内視鏡、1/9大腸内視鏡 ともに異常はなかった。特に大腸はキレイであり、転移は考えにくいので、2~3年後の検査でよい。(高木広明医師)
④2015.3.24-27
急性胃腸炎により緊急入院しました。腸閉塞、胆管結石等の疑いもあるとのこと でしたが、レントゲン、CT、エコー検査を行いましたが、特別異常もなく点滴等を含めて安静にして落ち着きました。やはり消化のよいもの、よく噛んで、消化酵素は忘れずに、この3点を肝に銘じて過ごしたいと思う。
⑤2015.4.23
4/20採血・CT検査した結果、共に異常なく転移もなく順調であるとの結果であった。今回は執刀医の安食先生が直接、診て頂き手術した腹の患部チェック、CTでの臓器を念入りに調べてくれて、安心した。今後も消化の良い食べ物をゆっくり噛んで無理せず過ごしたいと思う。
♦2.腹腔鏡下食道裂孔ヘルニア根治術(2015.8.24)
⑥2015.8.23入院、8.24手術 ⇒ 9.4退院(仙台厚生病院 消化器外科)
8/20頃より食後の腹痛・吐き気がでてきて23日救急外来を受診した結果、食道裂孔から胸郭内に横行結腸が脱出していることがわかった。自然に戻ることを期待するのは難しく、急遽、手術を行うことになった。
私たちの体の胸部と腹部の間には横隔膜という筋肉でできた膜がありますが、この横隔膜には、食道や大動脈、大静脈が通るための穴が開いています。このうち、食道が通っている穴を食道裂孔といいますが、胃の一部がこの食道裂孔から上の胸部に脱出してしまっている病気を食道裂孔ヘルニアといいます。
私の場合は胃がないため腸が胸郭内に脱出しまったことになる。そのため、横隔膜を切り、間口を広げ、腹腔内に戻した。その後食道裂孔を縫い合わせた。取り出した腸にダメージがある場合はその部分を切除するとのことであったが、ダメージがなかったので腸を切除するまでには至らなかった。その後、腸が正常機能を確認のためお粥等の消化のよい食べ物で少しずつ機能確認を行った。
⑦2015.10.22 <血液・CT検査(\12,100)問診(松田先生)\220>
10/19採血・CT検査した結果、共に異常なく転移もなく順調であるとの結果であった。今回は松田先生が担当され、手術した腹の患部チェック、CTでの臓器を念入りに調べてくれて、転移もなく順調に回復しているとのことであり安心した。今後も消化の良い食べ物をゆっくり噛んで無理せず過ごしたいと思う。次回からは1年で1回の検診でよいとのことで、来年、10/17CT検査、10/20問診のスケジュールが決まった。まずはパートナーと共に、安堵し、帰りに病院近くの行列のできるレストラン”はせくら”で一番乗りでハンバーク定食をありがたくいただきました。
⑧2016.1.5 <内視鏡検査(\3,970)問診(内科:松田知己先生)>
お正月明けの内視鏡検査であった。今回は安定剤なしでの行った。多少、苦しかった点はあるが無事に終了できた。胃はないので食道・腸の検査であったが、特別異常はなかった。すこしもたれる感じはあるが、先生も時間をかけて少量で回数をわけて食べるようにとのアドバイスがあった。次回は1年後でよいとの結果であり安堵している。
⑨2016.10.17,20<血液・CT検査(\11,750)問診(安田将先生)\970
採血・CT検査した結果、共に異常なく転移もなくすべて順調であるとの結果であった。今回は若い安田将先生が担当され、いろいろと思い出話をしながらチェックしてくれて安心した。今後も消化の良い食べ物をゆっくり噛んで時間をかけて食事することが肝要であるとのアドバイスをいただいた。次回は2017.10/16CT検査、10/19問診のスケジュールが決まった。まずはパートナーと共に、安堵し、帰りに病院近くの行列のできるレストラン”はせくら”(広瀬町2)でハンバーグ定食(\1300)とコーヒー喫茶「かすたむ」でおししいブレンドコーヒーをありがたくいただきました。
⑧2017.1.10 <内視鏡検査(\5,150)問診(内科:高橋先生)>
お正月明けの内視鏡検査であった。今回は安定剤(腕より麻酔注射)ありのパターンで行ったためか、寝ているうちにあっというまに終わってしまい、大変楽な検査であった。検査終了後、すぐに医師の説明があり、特別異常はなかった。胃がないため腸がその役目をはたすので、長い時間を経過すると多少大きくなってきたとのことである。すこしもたれる感じはあるが、時間をかけて少量で回数をわけて食べるようにといつものアドバイスがあった。次回は1年後で念のために毎年受診してほしいとこコメントであった。大腸検査は3~5年に1回程度で受診してほしいとのことであった。どちらにせよ安心して今年もスタートできてよかったと思う。
⑨2017.10.16,19 血液・CT検査(\9,780)問診(藤田先生)\2,170
採血・CT検査した結果、共に異常なく転移もなくすべて順調であるとの結果であった。今回は外科の藤田先生生が担当され、CT画像を一緒に見ながら、詳しく説明してくれた。手術後4年を経過したが転移等の異常はないとのことであった。今後も消化の良い食べ物をゆっくり噛んで時間をかけて食事することが肝要であるとのアドバイスをいただいた。次回は2018.10/11CT検査、10/19問診のスケジュールが決まった。まずはパートナーと共に、安堵し、帰りに一緒に昼食を食べながら一安心であった。午後からは姉の手術(骨折)が予定されており、今度は東北労災病院へとでかけた。
⑩2018.1.9 <内視鏡検査(\5,020)問診(内科:高橋先生)>
お正月明けの内視鏡検査であった。今回は安定剤(腕より麻酔注射)ありのパターンで行ったためか、寝ているうちにあっというまに終わってしまい、大変楽な検査であった。検査終了後、すぐに医師の説明があり、特別異常はなかった。胃がないため腸がその役目をはたすので、長い時間を経過すると多少大きくなってきたとのことである。すこしもたれる感じはあるが、時間をかけて少量で回数をわけて食べるようにといつものアドバイスがあった。次回は1年後で念のために毎年受診してほしいとこコメントであった。大腸検査は3~5年に1回程度で受診してほしいとのことであった。どちらにせよ安心して今年もスタートできてよかったと思う。
⑨2018.10.11,18 血液・CT検査(\9,480) 問診(山内先生)\220
採血・CT検査した結果、共に異常なく転移もなくすべて順調であるとの結果であった。手術後5年を経過し、統計的データによると、胃がんは5年経過して生存率は70%程度であるとのことで、ガンは5年を目安にしており検査も終了とのことでした。今後は掛かりつけ医師の宮崎先生にお願いするとこことである。今後も消化の良い食べ物をゆっくり噛んで時間をかけて食事することが肝要であるとのアドバイスをいただいた。次回からはCT検査はなく通常の健康診断を受診していくこととなります。来年1月の胃カメラで仙台厚生病院への出勤はなくる予定です。
⑩2019.1.8 <内視鏡検査(\4,340)問診(内科:斎藤先生)>
お正月明けの内視鏡検査であった。今回は安定剤(腕より麻酔注射)ありのパターンで行ったためか、寝ているうちにあっというまに終わってしまい、大変楽な検査であった。検査終了後、すぐに医師の説明があり、特別異常はなかった。次回は1年後で念のために毎年受診してほしいとこコメントであった。大腸検査は3~5年に1回程度で受診してほしいとのことであった。どちらにせよ安心して今年もスタートできてよかったと思う。
8.次回検診
2020.1.7 (火) 9:00 胃カメラ内視鏡
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