悠々田舎人(卯月)   手触りのある里山暮らし
  • ホーム
  • 悠々田舎人とは
  • 里山の四季(春)▼
  • 活動日誌4月▼
  • コメント一覧
  • 悠々ファーム▼
  • 悠々ガーデン▼
  • 蕎麦プロジェクト
  • 仲間発信
  • 手術後メモ2021
  • 小さな3(近場の桜巡り)
  • 小さな4(多賀城史跡)
  • 記憶に残る風景▼
  • 喝!天空海闊▼
  • お気に入り蕎麦屋▼
  • 活動ツール▼
  • ●興味関心事
  • スケジュール
  • お問合わせ

■2013活動日誌6月■

最近、珈琲をよく飲むようになりました。豆をひいて旬の香りと味をかみしめることが好きになりました。


******************************************************

★2013.6.30(日)霧雨&曇り 18℃

富士山が世界遺産登録後、何かと富士の話題が多い。日本人の憧れが名付けたのだろうか。富士山は一つだが、全国には「郷土富士」が400以上ある。そこには名山を身近に、という思いがあるのだろうか。わが町の富士は何と言っても蔵王連峰であろう。富士山が今のような形になったのは約1万年前。数十万年前から噴火を繰り返し、溶岩の堆積と崩落が奇跡のような美しい姿を造ったという。富士山は美しい景観、信仰の対象、芸術の源泉の三つの点から「普遍的な価値」が認められ、世界文化遺産となった。これを機に、地元の蔵王連峰の郷土富士の価値を見直したいものである。今日は午前中、恒例の梅取りが終わった後、チェンバロ製作者Kさんのお誘いで生のバロック音楽コンサートへ出かけた。60人程度の入る会場(中本誠司現代美術館)ではKさんが調律に勤しんでいる。こうした音楽に関して好奇心のつもりで参加したが、聴いてみてびっくりである。異次元の世界で音の宇宙船が快感と余韻を残しながら頭の中を巡りまわる。<イギリス音楽の楽しみ>と題してソプラノ/ビオラ・ダ・ガンバ/リコーダー・チェンバロ。。。。で奏でるコンサート。魔法にかかり未知の世界に飛び込み酔いしれたひと時であった。パートナーも含めて病み付きになりそうである。心を豊かにしてくれ、6月を締めくくる至福のひと時を過ごすことができ幸せであった。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.29(土)曇り&小雨 19℃

今年は空梅雨と思っていたが、今週の半ばより、どんよりした雲と小雨の日々が続いている。やはりこの季節は雨に濡れるアジサイの多彩な花々がしっとりと咲き競う姿が見事である。白や青、薄紫、桃色…。雨ごとに、色合いを微妙に変えていく。今日は小雨であるので、室内でお気に入りの音楽を聴きながら、今年のらっきょうの酢漬けを行った。このらっきょうは我が家にとって、夏には欠かせない体の清涼剤でもある。約2週間後には食卓を飾ってくれるだろう。この季節の音楽は雨にちなんだ音楽が合う。シンガー・ソングライターの小椋佳さんの「♪六月の雨には 六月の花咲く」と歌う。雨とともに青葉の色が滴り落ち、人の心にも緑がにじむ。。雨の歌は実に多い。「雨の慕情」「雨の御堂筋」「雨だれ」「雨の中の二人」…。6月も残り2日。梅雨の時節を楽しもう。そして雨と上手に付き合うことにより、美意識や文化も育んできたと思う。古来、人々は“雨と共生”して暮らしてきたように思う。しかし、明日は梅取りであるので雨はやんでほしいと願っている。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.27(木)曇り 22℃

6月は決算シーズンでもあり、各社で株主総会等目白押しである。今日、ある会社の社長さんと昼食をともにしながら、 社長の受難を伝えるニュースの話題となる。家電量販店最大手のヤマダ電機では、 社長以下取締役全員が降格された。川崎重工業では、臨時取締役会で社長ら3役員が解任された。売り上げが落ちたらその座を追われ、強引にリーダーシップを発揮すれば追放される。それなりの権限と報酬を保証されてはいても、しょせん雇われ社長。成果が上がらなければ「はいっ、それまでよ」ということだろう。常に数字との戦いであり、業界動向をウオッチしておかなければ生き残れないことを物語っており、サラリーマン的な社長では務まらないのが現実である。こんな実態を知ってか知らずか、ある大学の調査で社長を目指すと答えた新入社員は11・9%。過去最低の水準に落ち込んだ。逆に最終目標を部長級としたのは23・2%で過去最高だった。社長の座に伴う責任の重さを敬遠したのか。それとも、実現可能な目標を設定する若者が増えたのか。こういうのを今風というのかもしれないが、少々気概が足りないようで、少々物足りなさを感じた。作家、林真理子さんの近著「野心のすすめ」(講談社)が話題になっているが、私も若い人に語る前に一読して反省してみたい。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.26(水)曇り&雨 22℃

今日、雨に煙る農道を歩いていたら、カエルの“ジャンプ大会”に出くわした。水田でオタマジャクシから変態したばかりとみられる、体長1センチほどの鮮やかな淡緑色の赤ちゃんアマガエルたちは雨を待ちかねていたのだろうか。10数匹が水田脇の草むらから出てきて農道を横切り、雑木林を目指して懸命にジャンプを繰り返す。最近、身近な動物たちの光景をよく見かけるようになり、そして気になるようなってきた。足を止めて見入っているうちに、団体で雑木林へ姿を消した。カエルの季語は春だが雨蛙は夏。鳴き声は雨を呼ぶといわれるが、このところまとまった雨がなく、この雨は恵みの雨になってくれるのではないかと思うと同時に期待したい。この雨水を利活用しようと思い、雨どいからタンクに雨水を引き込む工事を行った。このタンクは友人からの中古品を譲る受けたものではあるが、200Lを溜めることができる。この雨水の恩恵を大切にしながら、畑の肥料とおなじように循環型の手触りの感じられるライフスタイルを生活の中に取り入れていきたいと思う。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.25(火)晴れ 25℃

「梅雨のずる休み」という言葉があるそうだが、「梅雨の中休み」をもじったものだろうが、梅雨入り宣言をしたのに雨が降らないときに使うらしい。今日は朝から初夏を思わせるさわやかな晴天である。先週、久しぶりに静かな雨が降り、ぬれた街路樹を眺めると、緑が目に染みるようだ。田畑のため、もう少し降ってほしいという思いが募る。雨は草木や農作物の成長を促し、豊かな実りをもたらす一方、大雨となって被害を出すこともある。雨は降っても降らなくても、ほどほどでなければ恨まれるのは今も昔も変わらないようである。今日は6月に入り3回目のXX総会へ出席する。その懇談の中でもついつい農業の話となる。非常時に感じる「食のありがたみ」は長続きしないようだ。ましてや、平時に「産地への思い」を求めるのは無理なのか。東京で震災後に消費したコメに占める被災地産米の割合は、3割強にとどまっている。津波の塩害、原発事故の放射能汚染と風評-。作る人の苦労は食べる人に伝わっていないようである。でも生きる原点である「食への追求」への新たな挑戦が始まる。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.24(月)晴れ 26℃

今日は朝から陽射しが強いが、さわやかな風も吹き渡り、湿度も少なく気持ちの良い一日である。「いつやるの? 今でしょ!」というせりふがはやっている。受験生の緊張を高めるうまい言葉だ。ただ日常頻繁に言われると「そう、せかさずとも」と反発したい時もある。ひと呼吸置いて行動に移す方が、好結果になることもあるだろう。街中いたる所で携帯電話やスマートフォンから目を離さない人を見かける。余裕のない慌ただしい世相は時に息苦しい。といっても、メールにすぐ返信しないと不安になる習性も自覚しつつある。今日、街中を歩いていたら、ひやっとする出来事が交差点でおこった 。携帯電話を操作しながら自転車走行、そして画面に気を取られて足をペダルから踏み外したのだろう。歩行者と衝突事故。大事には至らなかったが、似たような危険は街中で頻繁に起きているのではないだろうか。自動車や自転車に乗って携帯電話を持ってる運転手は今もよく見かける。「今じゃないでしょ」も自覚しないと、目前の危険に気づかない事例が最近よく目につく。お互いに気を付けるとともに、気づいたらちょっと注意する勇気も必要だと思う。でもこれがなかなか難しいものである。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.23(日) 晴れ 24℃

朝起きて、庭先を眺めると、真っ赤に実をつけた「ユスラウメ」がたわわに熟している。早速、赤い実を採りかごいっぱいになるほど今年はたくさん実ってくれた。これからの朝の食卓のデサートとして彩りを添えてくれるだろう。こうした感動の表現はいかにと思いながら、文章は短く簡明に。そして味わい深いとなれば申し分ないが、これがなかなか難しい。 例えば〈花はいろ/人はこころ〉〈ふじ山/高く/つつましく〉。吟味し尽くした端正な日本語で、核心を突いている。表現を考えながら、自然と足は悠々ファームへ向かう。そっと赤カブの葉の中にある「ウズラ」の雛の巣に近づく。「じぇじぇじぇ」!!! なんと 雛がいない。目を凝らしながら、もう一度見るがいない。あわてて周りも探し回るがいない。この驚きをどのように表現したらいいものか。とにかく、言葉も出ない。カラスやヘビににらまれたのだろうか。昨日の日中までは3羽が元気でいたのに。。。空を見上げればシラサキが舞う。このウズラが元気よく飛び回る姿を期待していただけに、残念という言葉しか表現できなかった。〈言葉は浅く/意は(こころ )深く〉とあるが、そんな余裕もなく重い足取りで小麦畑の草刈りに向かう。とにかく気の乗らない一日であった。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.22(土)曇り&にわか雨 22℃

東日本大震災のちょうど400年前にも、三陸地方は大津波に襲われた。伊達政宗が藩主の仙台藩では、5千人ともされる領民犠牲になった。1611年12月の「慶長三陸地震」である 。そのわずか2年後。家臣の支倉常長ら一行はメキシコ経由でスペイン、ローマを目指し、新たに建造した「サン・ファン・バウティスタ号」で今の石巻市を出帆した。藩主が望んだ通商の目的こそ実らなかったが、常長は多くの文書や絵画などを西欧から日本に持ち帰った。その「慶長遣欧使節関係資料」が、ユネスコの記憶遺産に登録された。スペインとの交流400年を祝う節目に届いた朗報である。政宗は大津波の国難を乗り越え、さらに躍進するため世界へ打って出たのだろうか。背負ったものの重さを、常長はどう異国で感じただろう。常に前を向く人々の気概は胸を打つ。今、里山は、水色、青紫…。さまざまな色合いで、ぬれるほど輝くアジサイの花はこの季節、実に綺麗で、心まで湿りそうな季節を華やかにしてくれる。大震災と同じ境遇の中であるが、政宗・常長はロマンを求めて飛翔する。にぎやかな季節到来の里山にロマンを求めて活動したいものである。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.21(金) 曇り 23℃ 夏至

今日は夏至である。昼間が最も長く、夜が最も短い日であるが、暦の上では夏季の真ん中にあたるが、実際には梅雨の真っ盛りで、暑さのピークは1カ月ほど先になる。今日、A新聞記者から原発事故について話を伺う機会があり、現場の様子を生々しく話してくれた。2年3カ月を経ても、津波に流され横転した重機や倒壊した鉄塔。水素爆発で屋根が吹き飛び、4号機には建屋を覆う巨大な鉄骨。核燃料を取り出すためのクレーン。真新しい造成地には汚染水の保管タンクの林立。溶け落ちた燃料の回収をはじめ廃炉までにどれほどの難題が待ち受けるのか、途方もつかないらしい。「東京電力福島第一原発事故で死者は出ていない」と述べたT女史が19日になって「全てを撤回し、おわび申し上げる」と陳謝した。「あまりにも実情を知らない」との強い批判を受けて。この背景には認識不足や甘さがあり、原子炉内部の様子は今なお分かっていない。地下水流入に伴う汚染水が増え続けている。事故は「進行中」だ。3・11災害の大きな特徴は、避難中や避難先で体調を崩したり、命を自ら絶ったりした関連死の多さだ。F県では19日現在、1415人が認定され、被災都県全体の半数以上を占める。特に大半が「原発事故関連死」だ。こうした実態を知っての発言なら論外で、万一知らなかったとすれば、怠慢以前の問題だ。事故を甘く受け止める人物が復興や被災者支援できるのか不信が募る。ここでも「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の体質が浮かび上がる。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.20(木)曇り&晴れ 25℃

レシピ本としては異例のベストセラーとなった「体脂肪計タニタの社員食堂」がある。今も書店の一角を占めている。続編や関連商品、再現メニューが食べられるレストランの開店、映画公開と話題が相次いでいる 。注目を集める健康機器メーカーの社員食堂で出されるメニューは、低カロリーで塩分を抑え、しかも栄養バランスは十分。背景には社会全体の健康志向やダイエット効果への期待の高さがあるのかもしれない。私は時間があるときは昼食はいつも、ごはん処「O屋」である。ヘルシーな野菜を中心に、白米か雑穀米のご飯のいずれかを選ぶことができる。ここの定食の「黒酢豚」はバランスがよく、ミネラルやビタミンが豊富で、そして雑穀米は歯ごたえによる満腹感と腹持ちのよさがこれまたよい。スタミナをつけて夜の宮城大学公開講座に望む。頭の活性化もあるが、何よりも体が資本であるので、人間ドック等の健康診断にもきとんと望みたい。腹囲測定や肥満指数などのメタボ検診が義務化されてきてから健康が気になってくる。でも、最近は田舎暮らしで汗水流す肉体労働の精かもしれないが、体はすこぶる快調である。しかし、油断せずに健康診断だけは欠かさず受けようと思っている。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.19(水)雨&曇り

あぜ道を歩くと、草を踏む感覚が何とも心地よい。太さを増して盛んに成長する苗がこの雨を待っていたかのように青々と田んぼに映える。この季節は悠々ファームの野菜の丈も伸び、雨と暑さとともに、食卓を彩る大地の恵みが豊かになる。じぇじぇ! ウズラの卵が孵化して巣の中でこもこもと動いている。卵をみつけて約2週間。あと3週間後には飛翔することだろう。それまではそっと見守ってやりたいと思う。この豊かな自然界とは異次元のネットの中で岩手の男性県議が自身のブログで、病院の対応を批判したことをめぐり騒動となった。県議は病院で、名前ではなく番号で呼ばれたことに「ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは」と憤慨し会計で「どうぞお越しください」と呼ばれた際も、「1万5千円以上検査料を払う上得意客なのにカウンターに呼び寄せるとは」と激怒し、「会計をすっぽかして帰った」。事の顛末(てんまつ)をブログで紹介したところ、批判が殺到し、ブログと公式HPを閉鎖する事態になった。復興庁の、かの幹部の暴言ツイートと重なる。それにしてもブログへの非難の嵐は、すさまじいものがある。来月の参院選でネット選挙が解禁となるが、また暴言・放言が飛びかうのだろうか。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.18(火)曇り&小雨 22℃

のんびりしているね。せっかちだね。と人にはいろいろのタイプがいるが、時計メーカの人が、6/10の時の記念日にビジネスマンの「待ち時間」に関する意識調査について話をしてくれた。信号待ちは1分でもイライラするのに、人気レストランは1時間待ちも平気である。さまざまな場面で、イライラを感じるまでの限界時間を聞いたデータである。総合病院は大半の人が45分。それを過ぎると「まだか…」になる。役所は15分、銀行のATMは5分、エレベーターや赤信号は1分、コンビニのレジは2分が限度。一方、人気飲食店の行列には30分から1時間、テーマパークのアトラクションは1時間以上も覚悟する。10年前に比べ、全体に緩和傾向だという。携帯端末が時間つぶしに役立ち、スローライフ意識の広がりも、と分析している。求めるものは人によって違うが、調査ではそれほど「時短」を求めていない傾向にあるとのことだ。そして社会の利便性が増すと、逆に人々をせわしなくさせるのはなぜか。「本来備わっている体のリズムに比べ、現代社会のリズムが速すぎるから」とある大学の先生が言っている。リズムのズレが現代人のストレスを生むらしい。やはり、もう少しのんびりと過ごすことが大事なのかもしれない。昔のCMでゆっくり行こうよ僕たちは。。。とあったような気がする。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.17(月) 曇り&晴れ 21℃

東京電力福島第一原発事故で全住民が避難している双葉町は17日、役場機能を埼玉県加須市からいわき市東田町に移し、新しく建設した仮庁舎「いわき事務所」で開所式を行った。双葉町の役場移転は4回目で、原発事故から2年3カ月を経て県内に戻った。双葉町には前会社の先輩が退職後、故郷に戻り居を構え、田舎暮らしを始めたばかりであり、移転先の生活環境維持、住民の声の代表として奔放され、涙ながらに電話で2年近くの漂流生活を話されていた。こうした状況も省みず、 <ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席>。復興庁の参事官が、Webサイト・ツイッターで暴言を吐いていた。最初は実名で書き込んでいた。匿名に変えてから過激な発言が増えたという。素性が分からなければ、何を言ってもいいとでも思ったのか。福島県復興の中枢を担っている自らの立場を考えれば、許される問題ではない。 <集団自殺行為>。福島市で開かれた東北六魂祭に関するツイッターの投稿だ。何を根拠にしているのか、25万人も集まったことが面白くなかったのか。なぜこうした暴言を吐くのだろうか!つぶやくのは個人の自由とはいえ、あまりにも度が過ぎる。 ツイッターは匿名が多い。本音で語り合えるのが魅力であるがネットでの拡散はすさまじいものがある。思いに共感し、伝え合い、応援するつぶやきを、ささやきたいものである。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.16(日)曇り&小雨 20℃

朝から家の前の田んぼにはシラサギが訪れ、水田の虫や魚を食べているのだろうか。最近毎日のように群れをなして訪問する。そして畑ではウズラの卵が4個に増え孵化の準備をしている。ある意味では虫や動物が育つ環境でうまいコメが育つ田んぼ、そして肥沃な大地であることを証明しているのではないだろうか。最近、キーワードとして「食料自給力」と言う言葉をよく耳にする。世界的な食料不足など緊急時にも自前で食料を確保できるよう、農業再生の必要性が強調されているが課題も多い。食料自給率は今も40%に届かず、先進国では最低水準。耕作放棄地は約40万ヘクタールで滋賀県の面積とほぼ同じ。農業従事者も65歳以上が6割と高齢化している。加えて環太平洋連携協定(TPP)の交渉も控えている。農業白書は日本の農業の危うい状況を分析している。しかし具体的な将来像は見えてこない。今日は所用で外出し、ある評論家の方と農業について意見交換を行った。ささやかではあるが半農業をしながら自給生活をはじめてその苦労そしてお金のやりくりがわかってきたような気がする。若者に夢を与え、自給できるような農業人になれるよう、微力ながら今後も地域活性化に向けて活動していきたいと思う。

★コメントをお寄せください★

2013.6.15(土)曇り&小雨 20℃

今日は朝から雨が降ったり止んだりと落ち着かない天気である。でもこの雨は田や畑にとってはまさしく恵みの雨である。緑が活き活きしてきているのがよくわかる。先週、畑の野菜の陰で見つけたウズラの卵も4個に増えている。一日も早く孵化できることを期待しながら、朝から畑作業に勤しむ。雨も降り出し、午後は一休みと決めて、久しぶりに近くの手打ちそば「ゆっく里」へでかける。脱サラしてそば打ちを始めたSさんのそば(猪苗代・会津産)はしゃきっとして美味しい。私はいつもの「ぶっかけソバ」、やまぶどうの新芽の天ぷらとカリカリ梅もまたおいしい。1日限定30食ですので、川崎町の青根に来たならばぜひとも味わってほしい。また、青根にはチェンバロ制作・調律師のKさんもおり、PC不具合とのことでお寄りした。霧に包まれた山小屋で楽器の制作をしながら自然と向き合い暮らしている。自分の好きな道を究め、そして迷うことなく進んでいる姿、そして手触りの生活は素敵である。以前に音楽喫茶をなさっていたこともあり、Kさんの珈琲は絶品である。話をしているうちに大工のMさんやら、画家のOさんとのつながりもわかり、まさしく新たな発見と縁のつながりを感じた一日であった。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.13(木) 曇り&霧雨

今日は元会社OBで結成した某NPOにて、今度ブルーベリー栽培を始めるとのことで、川崎町の農家OMさんと一緒にOMさんの畑より大株の掘り起こし、そして現地へ赴き植えつけ並びに栽培方法について指導を行った。ブルーベリーは日本国内ではラビットアイ系品種が1962年にジョージア州から導入され、1968年より東京都小平市で経済栽培が始まり、1971年長野県にハイブッシュ系が導入され、群馬県・新潟県・山梨県・宮城県など栽培に適した高冷地を中心に各県で生産されるようになった。これから7月にかけて、青い宝石が群がり、朝食にヨーグルトと一緒に頂くとおいしいものである。仲間と一緒に大株の穴掘り、ピートモス、バークと丹精を込めて蒸し暑い天気の中、気持ちのよい汗を流した。これから某NPOの「いきいきファーム」でも目玉商品となることを期待したい。夕方からはXX協会主催の総会へ出向き、交流を深めるとともに、昼の疲れをいやす意味でもスタミナドリンクをいただきIT論議に花を咲かせた。6月は各種総会が多く、明日も頭と喉元のスタミナつくりに出かける予定である。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.12(水)曇り 20℃

今日は朝から霧雨模様でどんよりとした雲がたちこめている。西日本や日本海側では猛暑で新潟の上越市では35.9℃とか。高気圧の影響もあるが、山を挟んで日本はこうも違うのかと思い知らされる。とにかく雨がすくなく、庭や畑はカラカラで水をほしがっている。梅雨が近づくと、なぜか白い花が目に付く。鮮やかな緑の葉の中から、白い花弁ををいくつも浮き上がらせるヤマボウシ、夜の闇に浮かんで、独特の香りを漂わせるクチナシ。こうした花々に劣らず心ひかれるのは、じめじめした庭の片隅に咲くドクダミである。嫌な臭いがするので好む人は少ないようだが、この純白の十文字を見るたびに懐かしい気持ちになる。家の周りにたくさん咲いている。名前に毒の字があり、臭いの強さもあって毒草と間違われやすいが、毒を矯める、つまり毒を制する、が語源という説がある。十種の薬効があるといわれたことから十薬とも呼ばれ、民間療法では生の葉をもんで切り傷や腫れ物に貼り付けた。煎じて服用すれば胃腸病や腎臓病に効果があるとされ、我が家でも愛用している。多くの人には好まれないがこの季節には欠かせない花である。我が家ではさっそく、夜に薪ストーブで煎じたり、フキを煮たり、そして洗濯物の乾燥にと、今日も薪ストーブは欠かせない。今年も梅雨が終わるまでは活躍しそうである。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.11(火) 曇り 20℃

今日、某会場での式典でU会社の役員と隣り合わせになり、食事をとりながら、サッカーの日本代表がワールドカップへの出場を決めた4日の夜に、渋谷駅前で警備にあたった警察官の話題となる。この隊員は同じ宮城県出身の20代で、警視庁に入って5年である。ユーモアを交えた呼びかけに評判が集まり、巧みな話術でルールとマナーの徹底を呼びかけ、多くの人が、この呼びかけに従って駅などに向かい、この日、事故や大きなトラブルは起きなかったということで、ネット上では「DJポリス」と呼ばれている。歓喜の爆発寸前の人々の心の開放感を察知し、気持ちをやんわりと誘導する話術・姿勢はわれわれ仕事の上でも大事であると共感共鳴し、心温まる逸話でもあった。ブラジルへの切符を世界最速で手に入れたサムライジャパンそしてファンを柔らかに包み込んだこの行為は、今までの固い警察のイメージを払拭してくれた。今後も更なる進化を期待すると同時に楽しみでもある。 こうした気の利いた公務員もいいね! 警視総監賞おめでとう!! 参考までに語録を紹介しよう。

1.目の前の怖い顔したお巡りさんは、皆さんが憎くてこういうことをしているのではありません。心の中では日本代表のW杯出場を喜んでいるんです。どうか皆さん、お巡りさんの言うことを聞いてください

2.皆さん、日本代表のW杯、おおいに喜んでいただいて結構です。しかし、交通ルール、マナーはしっかり守りましょう。日本代表、フェアプレーでも大変有名なチームです。12番目の選手であるサポーターの皆さん、交通ルールはしっかり守りましょう

3.「お巡りさんからイエローカードが出る前に、皆さん、歩道に上がりましょう

★コメントをお寄せください★

★2013.5.10(月)晴れ 20℃

今日は朝から、体にけだるさが残り、体調がイマイチ思わしくないが、栄養ドリンクを飲んで仕事に向かった。午後から県庁でXX協議会主催の「ネット選挙解禁~」の講演を聴いた。インターネットを利用した選挙運動が夏の参院選から解禁される。総務省の方が、作成したガイドラインを丁寧に説明する。公職選挙法では「選挙運動は公示・告示日から投票の前日までしかすることができない」と決められている。うっかりして公示・告示前や投票日当日に「○○さんに投票してください」と書き込むと選挙違反になる。電子メールは、政党と候補者以外は使えない。メールで個人演説会の日程を友人に知らせたり、候補者から送られてきたメールを転送したりすることはできない。SNS(交流サイト)やLINEのメッセージ機能は自由に使えるが、送られてきたポスターやビラをプリントして周囲の人に配ると違反になる。伝聞をもとにした不用意な書き込みにも注意が必要だ。「あの候補者には○○の疑惑があるらしい」などとブログやSNSに書いて訴えられた場合、疑惑が事実であることを証明できなければ、虚偽事項公表罪に問われることもある。なかなか制約も多いが、候補者にはネットを通して継続的に自分の政策や考えを伝える絶好の機会でもある。統計データを見ても宮城県の町村の議員さんのHP有りは少ない。まさしく本機会がChange to Chanceである。初めてでもあり自治体や選挙管理委員会は丁寧な広報に努めてほしいと願う。

★コメントをお寄せください★

落花生が目出しを始めました
落花生が目出しを始めました

★2013.6.9(日) 晴れ 25℃

昨日の宴の酔いの心地よさを残しながら、所用で車で出かけた。車窓から眺めた山野は、今まさに緑滴るころ。小さな稲が風にそよぐ田んぼから、山若葉、谷若葉へと続く緑の階調が何とも言えない。そんな緑豊かな大地を巡りつつ、ふと頭をよぎった新聞記事があった。今世紀末には白神山地をはじめとした多くのブナ林がほとんど消滅する恐れがあるとのこと。環境省が発表した地球温暖化の影響予測だ。原生の森が、このままではやせ細っていくばかりだと。何やら薄ら寒くなる話である。ブナがもしそうなれば、水や人の暮らしはどうなるのか。あるいはクマゲラやクマたちは、宝石箱のような植物群は…。いずれも森の恵みがあってこそだ。想像を広げるほどに危機が目の前にに迫り、風景はぼやけていく。環境省の描いた図は森林や農業、気象などにわたる。温暖化の足音が高まる中、国レベルから身近な場所まで何をしていくべきか、あらためて問うている。縄文のころから続く森の文化を、たかだか百年程度で枯らしてはいけないと思うが、文明が壊し、そして地球も壊していくのだろうか!

★コメントをお寄せください★

★2013.6.8(土) 曇り 21℃

キャンドルライトの二人を今こうして目を細めてる。。」おなじみの長淵剛の「乾杯」である。そして私のカラオケ定番でもある。今日は昔のスポ少の教え子の結婚式にパートナーと出席した。本当に自分の子供を除けば7年ぶりの結婚式である。そして、仙台ロイヤルホテルは2回ほど仲人をやった思い出のホテルでもある。披露宴会場では何らかの縁でお会いした方やホテルのスタッフでは川崎町の知り合いの娘さんが働いていたり、多くの巡り合いがたくさんあり、世の中の縁を感じる。また、当ホテルでは本HPで紹介している加藤晋さんの陶芸展も開催しており、これも何かの縁でもある。披露宴会場はスポ少の懇親会的雰囲気で、気持ちだけは昔の思い出が脳裏に走馬灯のように浮かび、心の高ぶりを覚える。そして、抽選で大当たりしてご褒美をいただいたりと、ついついお酒もすすんでしまい、ちょうど酔いから醒めて、記憶が残っているうちにとPCに向かっている。季節はジューンブライドで二人を歓喜の渦で新緑が囲い込んでいる。やはり「縁は切らずに繫げるものである」と涙ぐんでしまった一日でした。「今、人生の大きな舞台に立ち、はるか長い道程を歩き始めた君に幸せあれ・・・・・・・・・」

★コメントをお寄せください★

★2013.6.7(金) 晴れ 20℃

車を走らせながら外を見ると、水田をわたる薫風に10センチほどに成長した稲が一斉になびく。上空ではツバメが飛び交っている。外見はのどかだが、水田で働く人の多くは高齢者。荒れ地と化した耕作放棄地が年々増えている。生活するためのコメ作りの厳しさの現状が伝わってくる。効率性、競争力と農業予算削減だけで農業を論じていいのか。国家的な食料戦略や中山間地の農地の役割をどう位置付けるかという視点からも考える必要があると思う。TPP問題を別にしても、従事者の高齢化と後継者難、コメの消費低迷など農業を取り巻く環境は年々厳しさを増している。XX首相が成長戦略の第3弾を公表した。ちりばめられた言葉には、参院選向けの看板商品「アベノミクス」を大々的に宣伝しようという商魂が見え隠れする。「民間活力の爆発」「成長戦略の一丁目一番地」。ばかにされているとは思わないが、言葉が上滑りしている。内容の乏しさに株式市場も失望し、直後の平均株価は大きく落ち込んだ。4月以来の安値水準というから、この2カ月の「浮かれ景気」は泡と消えたことになるのだろう。夏を思わせる晴れ続きに一番浮かれているのはXXさんだろうか。近づく都議選と参院選を念頭に「選挙サマー突入」と意気盛んだ。XX首相にも「コピーライター」の肩書を献上したいが、これ以上、むなしい言葉を乱発されては困る。歌にもあったが私は「ゆれる、まなざし」の半信半疑の思いである。明日は友人の息子さんの結婚式にパートナーと一緒に出席する。フォーマルなネクタイを絞めたのは、何年前だったのだろうかと思い出せないでいるくらい久しぶりである。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.6(木)晴れ 21℃

NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」はとにかくおもしろい。岩手県三陸沿岸の漁村が舞台で、伝統の海女を目指す女子高生の物語である。明るくコミカルなストーリーは親しみやすく朝にぴったりである。過疎の町を活気づけようとする登場人物の熱意もすごい。ドラマで登場した郷土料理「まめぶ汁」も人気沸騰らしい。土産用の冷凍品は生産が追いつかない状況 という。そしてとびきり話題になったのが「じぇじぇじぇ」。登場人物が驚いた場面で口走るせりふである。岩手県全域で使う方言ではなく、久慈市小袖地区の人たち特有の言葉らしい。劇作家の宮藤官九郎さんが同地区をロケハンに訪れたとき、海女さんが「じぇ!」と口にしたのを偶然耳にし「標準語では表現できない何かが絶対にある」と直感し、脚本に取り入れたそうだ。発語の回数で驚きの程度が強くなる「じぇ」は何とも率直でインパクトがある。今日の講義に「じぇじぇ」を求め、第4回宮城大学講座「 経営情報システム ~情報を活用した経営改革・新ビジネス創出~ 藤原 正樹 教授 」に出席する。仕事帰りそして昨日の肉体労働に多少疲れ気味の体にムチをうちながら、「あまちゃん」に負けじと還暦の男ががんばる。「じぇじぇじぇ」と目を丸くするような成果があるといいな、そして「じぇじぇじぇ」と驚くような被災地の復興を期待したい。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.5(水)晴れ 23℃

きょうは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。稲や麦など穂が出る穀物の種をまくという意味だが、実際の種まきは、これよりも早い時季に行っている。梅の実が青から黄色に変わり、百舌が鳴き始めます。かまきりや蛍が現れ始める頃でもあります。次第に梅雨めいて、五月雨(さみだれ)の季節に入ると言われている。そして、木々の緑も濃くなり、若いエネルギーに満ちる季節でもある。今日は元会社OB宅(仙台市太白区)の庭木伐採・剪定である。待ちかねたように迎えてくれて朝8時より午後2時まで、私のそばに寄り添い、昔話や時事放談を話しかける。ちょっと邪魔とも言えず、会話しながらお互いにストレス解消できるのもまた良しとしなきゃ。終了後、川崎町 の麦畑(高野ファーム5反部(1500坪))へ向かい、穂の出具合を確認する。今年は順調に生育し青々しており、まさしく緑の草原である。7月上旬には刈り取りが始まる。これからの暑さの中で、これもやらないとなあと溜息と気合いが同居する。その後、悠々ファームへ向かうと「じぇじぇ」と叫ぶ。何と赤カブの根元の地面の窪みに枯れ草を敷いた巣に、3個のウズラの卵を発見。ウズラはメスのみが抱卵し、抱卵期間は16-21日雛は孵化してから20日で飛翔できるようになり、1-2か月で独立する。元気に飛び立ってほしい。ちょっと目印をつけて耕作しないように静かにしてやろうかなあと思っている。

★コメントをお寄せください★

★2013.6.4(火)晴れ 23℃

今日もさわやかな青空である。仕事の帰り、一路川崎町へ車を走らせる。ちょうど釜房湖へさしかかったころ夕陽がまぶしい。蔵王連峰に沈む夕陽に輝く水辺の風景も幻想的できれいだ。夕陽を見ながら少し前までちょっとしたブームだったヒマラヤ山脈の小国ブータンを思い出す。経済的に豊かになれるとしても、自然環境や伝統文化が壊されるならそれを望まない。「GDP」(国内総生産)よりも「GNH」(国民総幸福量)を大切にし、97%の国民が「幸せ」と答える国。そこから日本が進むヒントを探ろうとしていた。ブームのきっかけは2008年の米国発リーマン・ショックによる世界同時不況だったと思う。失業、自殺、格差社会など困難な問題に苦悩し、大震災の影響もあり先進国が目指す社会に疑問が出てきた。当たり前と考えてきた経済成長のあり方を“幸せの国”を通して問い直す。しかし状況は変わった。安倍内閣の経済政策「アベノミクス」で景気は上向きつつある。そして成長戦略の全体像が示されようとしている。経済成長への期待感で、かの国はもう忘れられようとしている。ひたすら高みを目指して登り続けるのもいいが、「物やお金だけが豊かさではない」と知ると、登るルートも違ってくると思う。喉元過ぎれば熱さ忘れず。。。<あっ今、日本サッカーワールドカップ ブラジルへ>

★コメントをお寄せください★

★2013.6.3(月) 晴れ 22℃

若葉に青葉にと、この季節、何をするにも気持ちがいい。出勤途中にツバメをよくみかける。ツバメは、昔から「幸せを運ぶ」として人々に愛されてきた。軒下に出入りする親鳥の姿が風物詩でもあり、人間を頼りにし、こんなに身近で子育てするツバメを見守りたいものだ。ツバメが減っているらしい。日本野鳥の会が昨年調査したところ、「この10年でツバメが減った」が約4割に上った。減った理由として考えられるのは「カラス」がトップ。2番目が「人による巣の撤去」だった。野鳥の会は、「巣を落とさずに見守って」と呼び掛けている。確かにふんは落ちてくる。玄関や車が汚れ、掃除は手間だ。餌をねだるヒナは騒々しい。やむを得ず、巣を落とす場合もあろう。やっかいなことを遠ざけたいのは人情だ。理解はできるが、それでも、小さな生命が育つ様子は、ほほ笑ましい。よき「隣人」と共存できる社会への道を探りたい。今日は五橋会(ファイブブリッジ)の集まりである。五橋にあるN会社で勤務した仲間の飲み会であり、退職後もよく声がかかる。家族・趣味・仕事・夢・時事とさまざまな話題で盛り上がる。ツバメと同様、よき隣人としていつまでもつきあっていきたい仲間である。週末の田舎での肉体労働を癒してくれる心地よいひとときである。なぜか、そんなに飲めないのに、ついつい飲み放題コースを選んでしまうメンバでもある。↓長いバスの走行:おもしろい画像でした↓

★コメントをお寄せください★

★2013.6.2(日)曇り&小雨 15℃

今日は今までのさわやかな天気とは異なり、小雨の肌寒い天気であり、ストーブに火を入れる。今日は久しぶりにゆっくり休養しようと考えたが、どうも体内時計の関係かもしれないが、朝起きると、自然と悠々ファームに足が向いてしまう。草取り・土寄せ・水かけと結局は2時間近く畑作業に没頭する。管理機をかけると、いつものようにセキレイの小鳥が、田んぼにはシラサギが餌をつまんでいる。これこそが「自然資本」ではないだろうかと考えてしまう。貨幣という「金融資本」は適切な投融資で利子や配当を生む。特許という「知財資本」は特許使用料を稼ぎ出す。同じ考え方で山や海、森林、大気、さらに動植物から成る生態系などを「資本」ととらえ、経済的な価値をきちんと評価しようというのが「自然資本」である。例えば海や湖からは漁獲の恵みを、川からは飲料水や農業用水の恵みを受けている。森林は木材生産だけでなく、二酸化炭素の吸収や災害防止の役割も果たしてる。ただその経済効果は把握しにくいし、その豊かな生態系の価値となると、計算するのも難しい。しかし、悠々ファームや田植えで泥まみれの作業は都会の人たちには不快どころか、逆に新鮮で楽しいと話す。みんな笑っている。この笑顔はハウマッチ?「自然資本」にはお金をしのぐ価値があるのではないだろうか。↓シラサギをパチリ↓

★コメントをお寄せください★

★2013.6.1(日) 晴れ 20℃

今日から6月(水無月(みなづき))である。水無月の由来には諸説ある。梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは、「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」といった解釈も行われるようになったらしい。6月のイメージとしては、あじさい・父の日・梅雨・蛙・傘・雨だれ・テルテル坊主・かたつむり・ナメクジ・カビ・初夏・ブライド・悲しき雨音(カスケーズ)を思い出す。どちらにしても雨のイメージが強い。今日は梅雨前に、悠々梅林の下草刈りである。ひざから腰あたりまで伸びきった草は強力である。応援仲間5人とせっせと刈り取る。午前中は日差しも強く、額に汗が流れ落ちる。でも刈った後はすがすがしい気分にさせてくれ気持ちがいい。約1時間半で何とか刈り終え、お茶を飲みながら世間話やら家族・畑・旅行の様子を楽しげに話す。お互いに何の屈託もなく話し合える仲間がいることは年とともにうれしいものである。昼食タイムも同じく延長して話が絶えない。恒例行事とは言え、都合をつけて集まってくれる仲間がいることはうれしいものである。午後からは我が家の東屋の屋根つくり(よしず)に励む。風で飛ばないようにと補強版で屋根に上り打ち付ける。屋根から見る庭の草花のみどりの鮮やかさを見ながら、田の鏡面の上を渡るさわやかな風を感じ水無月を迎え、自然とともに生きる幸せを感じた。

★コメントをお寄せください★

  • 2021年
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2020年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2019年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2018年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2017年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2016年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2015年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2014年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月
  • 2013年
  • 活動日誌12月
  • 活動日誌11月
  • 活動日誌10月
  • 活動日誌9月
  • 活動日誌8月
  • 活動日誌7月
  • 活動日誌6月
  • 活動日誌5月
  • 活動日誌4月
  • 活動日誌3月
  • 活動日誌2月
  • 活動日誌1月

■悠々田舎亭■

瓦屋根の平屋で薪ストーブ煙突目印です!
瓦屋根の平屋で薪ストーブ煙突目印です!

□訪問カウンタ□

□関連リンク□

 

1.NHKラジオらじる★

 

2.民放ラジオadiko.jp

 

3.全国新聞配達

 

4.川崎町役場HP

 

5.国定みちのく公園

 

6.川崎町の資源をいかす会

 

7.人生の楽園

 

8.宮城まるごと探訪

 

9.情報誌 仙台リング

 

10.川崎町観光サイト 

 

概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
ログイン ログアウト | 編集
  • トップへ戻る
閉じる