悠々田舎人(卯月)   手触りのある里山暮らし
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■2013活動日誌5月■


★2013.5.30(木)曇り&小雨 17℃

廻りはほぼ、田植えが終わり、初夏の日差しを浴びた水田に早苗が揺れた5月。みずみずしい新緑が日ごとに色濃くなる中、今日は梅雨を思わせるような天気だ。重苦しい空模様と、じめじめとした湿った空気に気分がふさぎがちになる。それでも田畑の植物の成長にとっては恵みの雨に違いない。庭や畑の草も、すべてに生命力がみなぎり、雨後、自然と身近につき合うための喜びと煩わしさに揺れる季節でもある。これからは梅雨空の下、アジサイやハナショウブなど、さわやかな花色を目にすれば心も晴れるかもしれない。仕事帰りに宮城大学の第3回の公開講座「ブランディング ~中核価値の抽出と中国市場でのブランディング~ 酒井 茂孝 客員教授」に出席する。ブランド化を通してのビジネス化の大事さを叩き込まれ、現在の中国市場を中心としてマーケテイングの動きを学ぶ。今日は盛り沢山の内容で固い頭がついていかない。でも楽しい。改めて学ぶ楽しさを味わい、同世代とのメンバとの会話も楽しい。この講座も7月まで続くが、これから暑さのピークの7、8月に向け、心と体の調子を整えて講座に望みたいと思う。不快さが先立つ梅雨期だが、せめてストレスはためず、楽しく積極的に。ふだんできないことをするいい機会かもしれない。最近、ちょっと疲れ気味の傾向にもあるので、思い切って何もしない日を設けるのがいいかもしれない。雨を眺めながら時間を忘れてみるのも趣がある。

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★2013.5.29(水)曇り&小雨 18℃

てるてる坊主の出番が近いのだろうか。西日本はすでに、梅雨入りした。畑にひと雨ほしいと願っておりちょうどよいお湿りである。今日、悠々梅林を覗いてみると、下草がひざ位まで伸び放題であり、今週刈り取る予定だが、うす緑色した梅の実がたくさんつき始めた。雨に濡れてまさしく梅雨の季節を迎えようとしている。久しぶりにスポーツ新聞を見ると、甲子園球場はなんて幸せな球場であるとつくづく思う。高校球児のあこがれであるとともに人気球団、阪神タイガースの本拠地でもある。観客の動員数と熱中度で測られる球場の幸福度。アマとプロの人気二刀流球場のその幸福度は、おとといの試合で最高潮に達したのではないだろうか。甲子園を舞台とした阪神の藤浪晋太郎投手と日本ハムの大谷翔平選手のプロ初対戦。昨春の選抜高校野球での両雄の対決が同じ球場で再演された。話題満載の大物ルーキー同士の対決に、球場は阪神優勝並みの熱気とか。結果は藤浪が7回投げて1失点で4勝目、5番打者で出場した大谷は藤浪に対し3打席2二塁打。試合は阪神の一方的勝利だったが、選手個人としてみれば両雄相並んで顔を立てる。勝敗は別としてお互いの役割をしっかり演じ合っている。投打の対決もさることながら、2人の投げ合いも見てみたい。高校野球の晴れ舞台で競い合った大器同士がプロを通じて大輪の花を咲かせる。そして満員の観衆で埋まる。幸せな球場に大輪が育ちこれからが楽しみで、若い躍動に魅了されている。

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★2013.5.28(火) 晴れ 21℃

今日は仕事を早めに切り上げて、パートナーと若葉の輝く定禅寺通りにある仙台メデイアテークに急ぐ。風の、におうような感じを風薫ると。今の季節にふさわしい、さわやかな季語でもある。外出の気分もなぜか軽やかになる。白亜会・けやき並木路の絵画の展覧会が開催されている。白亜会の東北支部長のSUさんはパートナーの元上司、けやき会は昨年に衝動買いしたSAさんの絵画が展示されている。 久しぶりの再会である。絵の書いた場所、色使い、雰囲気等様々な要素を結集した一枚の絵に対する熱い思いが話を弾ませる。絵心をいつも持ち合わせ、それを素直にキャンパスに表現できることは素晴らしいし、うらやましい。このサークルは定年後に始めた人たちが多いが、こうした旺盛な向上心や探究心が、絵画にぶつける原動力だと聞いた。話の中で外国語を学ぶのも同じらしい。英語はある程度理解できるが、フランス語の習得で、1、2、3…をなんと言うか。アン、ドゥ、トロア(日本語の1、2、3)。その後がくせものだ。特に、60以上が難解。例えば70は「60+10」、80は「20×4」、90は「20×4+10」と表現するとのこと。そして締めくくりは「60からが大変なのは人生と同じ。これを克服すれば、展望が開ける」と。「還暦後」をどう生きるか。言葉を学ぶと人生の機微を味わえるらしいが。。。。。

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★2013.5.27(月)晴れ 22℃

街のいたる所にスターバックスがある。店名はメルビルの小説「白鯨」に出てくる航海士の名前にちなむ。人気の秘密はどうやら都会のおしゃれ感覚にあるようだ。数多いメニューの中から好みを選び、欧風の明るくしゃれた店内で味わうのは気分がいい。ハワード・シュルツ会長が、イタリアへの旅がスタバの飛躍につながったと言う。腕のいい主人がいるエスプレッソ・バーに人々が集い、陽気におしゃべりする。人生を上手に楽しむ極上のコーヒー文化を知った。くつろぎのひととき、一杯のコーヒー が心を癒やすのは何もスタバに限らない。私のなじみの喫茶店はJAZZ喫茶「カウント」だ。 マスターの朴沢さんは、一関のベイシーの菅原さんと同様に、30数年、店でレコードをかけ続けて来たジャズの大家である。現在のSPはアルテックのA5。アルテックのAシリーズは、本来映画館などで、スクリーンの後ろに置かれることを 前提に作られている2ウェイホーン型のスピーカーであるが、その明朗闊達な音色がお気に入りで、2ウェイの大型ホーンで聴くジャズは実にいい。私はベイシーにも幾度か行ったが、パワーアンプさえ万全なら、ひけをとらないサウンドであると思っている。 因みにカウントではCDよりもLPが圧倒的に良く鳴るジャズ喫茶である。「カウント」の音は疲れた心身をそっと包んでくれるような優しさと温かさに溢れたものである。自分が普段ジャズを聴くならこんな音を出したいなぁと思わせてくれるような音です。今日は久しぶりにうっとりさせてくれるような音でした。

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★2013.5.26(日)晴れ 21℃

田んぼの畦の草刈りを始める。畦は単なる平面な地面とは違い、堀や田に雑草が入らないように操作するため、コツがいる。多少は腕に力が入り慎重に操作するため神経を余計に使う。そして草刈の間に秋田フキや清流に自生しているセリを見つけ、刈り取る。まさに田舎の自然の恵みである。今晩、さっそく旬のものを旬のうちにいただこう。感謝である。ところで、最近のニュースで宮沢賢治の小学生時代の花巻小で成績簿(学籍簿)が見つかったとのこと。国語も算術も体操、唱歌までずらりと並んだ「甲」。 3段階評価で甲は最も優れた評価。3~6年まで全教科で甲だったという。国民的な詩人で童話作家となった、才気煥発(かんぱつ)な少年時代の賢治が思い浮かぶ。5、6年時の成績簿にあるのは修身(道徳)のほか、日本史や理科も含め全10教科。賢治の旺盛な自然との交感力が作品に個性的な魅力を与えた。それも小学生のころに昆虫や鉱物採集に熱中した経験があったからだろう。ぜひともこの川崎町の自然を子どもたちにも経験させてやりたいものである。 子供自然探検ツワーでも企画しようかな?

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絹サヤの花です!
絹サヤの花です!

★2013. 5.25(土)晴れ/曇り 18℃

何かコミュニケーションをとっているのだろうか。電線などで羽を休めるスズメたちが盛んにさえずり合っている。「チュンチュン」「チチチ…。それぞれの“口調”は明らかに違っている 。野鳥の複雑で微妙なさえずりは、縄張りを守ったり、雌を誘ったりするためらしい。田園ならずとも、至る所で花木が輝き、野鳥は美声を響かせている。今日は某NPOより依頼された若林区H宅の庭木の伐採・草取りである。幸いにも曇りがちで屋外作業には涼しい天気でホットしている。8時から13時まで5時間みっちり作業に勤しむ。作業中にも小鳥がさえずり、目から耳から、自然界の奏でる優しいアンサンブルが、慌ただしい日常をなごませてくれる。午後からは悠々ファームへ出かける。ジャガイモの芽かき、オクラ・サヤインゲンの苗植え、草取りと、悠々ファームの畝も8割程度、野菜の苗で埋め尽くされた。ここでもたくさんの鳥がさえずっている。音楽ではベートーベンは交響曲第6番「田園」第2楽章で、ナイチンゲール(夜鳴きウグイス)やカッコウなどを模している。二十四節気の一つ「小満」も過ぎ、万物が成長し天地に満ちるころとされ、まさに今の空間が心地よい疲労感を癒やしてくれる。↓水の張った田のさざ波がきれいです。都忘れ、鉄線、ブルベリーの花も満開です↓

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朝日連峰(車より)
朝日連峰(車より)

★2013.5.23(木) 晴れ 22℃

今日は所用にて山形県の白鷹町へ出かけた。朝日連邦の頂きに残雪を残しながら堂々と聳え立つ。そして、梅雨入りするまでの今の季節、田園風景が輝いている。水が入った田は鏡のように空の青と山の緑を映し、さわやかに渡る風がさざ波を起こしている。そして、街路や公園などではツツジ、ハナミズキが咲き誇っている。帰りは長井、高畠、そして宮城県の七ヶ宿へ出るルートを回ってきた。ハナミズキとヤマボウシの白く大きな花をよく見間違える。実は同じミズキ科ミズキ属に属する近縁種で、ヤマボウシは日本に自生しており、山法師とも書く。ハナミズキは北米からの外来種で、日本が国際親善のためにワシントンに贈ったサクラの返礼として大正時代に贈られてきた。 どちらにも魅力なのが白く大きな花だ。その花びらに見えるのは、実は葉の変形した苞(ほう)という。花粉を運んでくれる虫をおびき寄せるためで、本当の花びらは中心に小さく密集している。この苞、ハナミズキは先がへこんでいるが、ヤマボウシはとがっている。親類同士とはいえ、代々育ってきたのが北米と日本である。異なる環境が違う形での結実を促したようだ。五月の新緑を味わいながら、夜は第2回の宮城大学のビジネスマネジメント特別講義へ出かける。今日はファイナンス <企業の資金調達・運用を戦略的に考える: 田邉 信之 教授>の講義である。若い学生・社会人とのグループ討議が楽しい。親子以上に離れた世代との語らいが刺激的で頭の活性化のひとつの要因でもある。今日も若い感性のヒントをいただき、今の若者もなかなかいいね!!

↓ヤマボウシ、ハナミズキ、宮城大学の田邉教授↓ 


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★2013.5.22(水)晴れ 22℃

NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」に何か引き込まれる。最近はすっかりはまって、海女さん役の能年さんお決まりのセリフを、知らぬ間につぶやいている。「じぇじぇ」と。岩手県の方言で、驚いたときに使うそうだ。最近の「じぇじぇ!ニュース」は何かと聞かれれば、「飽くなき挑戦」という言葉が、まさにぴったりくる。プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん。史上最高齢記録を塗り替える80歳でのエベレスト登頂に挑んでいる 。世界7大陸の最高峰でのスキー滑降など数々の偉業を達成し、世界的知名度を得た。一度は“引退”したが、やがて虚無感を覚える日々に。65歳の時、当時の世界記録を大幅に更新する「70歳」でのエベレスト登頂計画を打ち出して再始動した 。背中を押したのは、「白寿」のモンブラン氷河滑走を目標に掲げ、90歳を超えても懸命に鍛錬に励む父の故・敬三さんの姿だった。「忘れていた夢を思い出させてくれた」と感謝する 。今週中には踏破できるのでは。年齢を重ねながら、なお挑み続けるエベレスト。三浦さんは「ドキドキできる目標」であり、「自分の秘められた可能性に対する好奇心が原動力になっている」と語る。それは同世代の人たちに送るエールでもあろう 。定禅寺通りのケヤキ並木を歩きながら、8848メートルの頂上から朗報の届く日が待ち遠しい。

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★2013.5.21(火) 晴れ 25℃

今日はまるで初夏の陽気で汗ばむ天気である。<目には青葉山ほととぎす初鰹(はつがつお)>。季語は一句に一つとする俳句の本流からいえば“破調”の句だが、視覚、聴覚、味覚に関する初夏の風物が巧みに詠み込まれ、これほど季節をあらわした俳句はないと思う。魚屋の店頭では初夏の味覚のカツオが旬を迎えている。冬の間、南洋にいるカツオは春から初夏にかけて黒潮に乗って太平洋岸を北上する。近ごろはカツオのたたきが季節を置かずにスーパーなどにも並んでいるが、やはり新緑の季節がぴったりくる。私は今、内陸側に住んでいるが日本は海の恵みも豊富だ。しかし、最近日本近海のカツオの漁獲は不漁傾向という。ニホンウナギが環境省の絶滅危惧種のリスト「レッドリスト」に加わったのは今年2月。淡水魚を取り巻く状況は極めて厳しいが、海の魚も例外ではない。水産庁は毎年、日本近海の漁業資源の現状評価を行っている。最新の結果では、84の漁業資源のうち、そのレベルが「高位」とされたのは15だけで、「低位」とされたのが35もあった。低位である上に「減少傾向にある」とされた資源の中には、マアナゴやハモ、ヤリイカ、ホッケ、ヒラメなど日本人になじみの深い魚の名前も並ぶ。減少の原因としては、資源管理の失敗と乱獲が挙げられるケースが多い。古来の旬の味を守る取り組みが必要だが、私にできることは何であろうか。友人のKさんは鳥の海(亘理)で、うなぎの稚魚を養殖していると言うが。。。。。。。

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★2013.5.20(月)晴れ 18℃

今日は40年前にDEN会社に入社したメンバの同期会である。お互いに年老いたが、まだまだ現役で活躍している。同期の気心知れた連中であるので、ついつい愚痴も含め広範囲な話題となる。でもこうして元気に集まりワイワイガヤガヤとストレスを発散できることも、必要だし昔の記憶がよみがえり楽しいものである。内輪話で話す内容でない話題をそれなりの立場にありながら、独善的で品位のない発言を 重ねている政治家にはあきれかえる。日本維新の会共同代表、橋下徹大阪市長が旧日本軍の慰安婦について「慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる」と発言した。米軍普天間飛行場を訪問した際には、司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と進言したという。女性を蔑視し、米兵の尊厳に泥を塗る乱暴な言葉である。それを擁護する維新の会のもう一人の共同代表、石原慎太郎氏の言葉も荒っぽい。「軍と売春ってのはつきもので、歴史の中の原理みたいなもの。(売春は)お金をもうけるために一番安易な手段として昔からあった。好ましいものではないが、基本的に橋下氏はそんなに間違ったことを言っていない」。ともに、事実の断片を都合のよいように解釈し発言しているだけで、その発言が国益をどれだけ損ねているかには思いが至らない。人をどれだけ傷つけているのかも想像できない。政治家というより人間としてのデリカシーがない。友達にはなりたくない人たちである。お二人とも一度、発言で傷つけられる側に身を置いて考えられたらどうだろう。老子に「知るものは言わず、言う者は知らず」という言葉がある。身勝手な放言をする政治家ほど国益を損なうものはないと思う。

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★2013.5.19(日)晴れ 20℃

夕べから水の張った田からカエルの鳴き声が聞こえる。朝の庭の水まりはカエルが数匹飛び跳ねている。そして田畑のあぜ道のタンポポの上にはモンシロチョウが飛び回る。そして、空からドンドーンという響き。運動会の開催を知らせる「のろし」(花火)のようだ。今日も空を見やると青空のかなたに蔵王連峰がくっきり浮かぶ。文句なしの運動会日和だ。徒競走や綱引きなどの競技が繰り広げられ、響き渡った子どもたちの歓声は地域の人々を何より元気づけてくれる。少子化に伴って川崎町では小学校の統廃合が進んでいる。学校がなくなれば運動会を知らせるのろしも、その地域では聞かれなくなってしまう。少子化で運動会の子どもたちの歓声が消える地域が増えていくのは寂しい。いつまでも、さつき晴れの下で繰り広げてもらいたい。朝9:30にはNさんがやってきた。「悠々田舎号」が嫁入りする先である。Nさんに可愛がってもらい、思う存分、新天地で馬力を出してがんばってもらいたい。午後からはパートナーと定例の護摩祈祷に出かける。気持ちが落ち着き、無の境地の中で雑念を流してくれる貴重な精神統一の場でもある。多くの方々も機会があれば参加していただきたいと思う。(志縁の仲間)又、友人が出品している「とうほく陶芸家展2013」(青葉区八幡の八幡研修センタ20日まで)へも顔を出す。護摩祈祷、陶芸とそれぞれの自分の信じる道を究めてほしい。一芸に優れている人を見るとうらやましい限りである。↓念入りな花嫁姿&お気に入り陶器&護摩祈祷の様子↓

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★2013.5.18(土)晴れ 20℃

今日は陽気に誘われて、悠々ファームに朝から2組の仲間がやってきた。畑の周りは田の代掻きの準備で軽トラ、トラクタがいそがしそうに動き回っている。いよいよ春の農作業の忙しさを迎えている。我が家も朝から悠々ファームでの苗植えにいそがしい。新入りの管理機「悠々Jr号」も運転開始である。蔵王連峰が田の水面に映し出され、何とも言えないすばらしいひと時である。これが川崎町の売りであるとつくづく思う。この光景はいつまでの続きますようにとつぶやきながら、うっとりする光景でもある。今年、初めて管理機(悠々Jr号)、草刈機も始動した。にぎやかな農作業の中で活躍してくれることを期待すると同時にうれしいひと時でもある。午後からは溜まった薪の山をチェンソーで切る。暑い日差しを浴びながら、急ピッチで薪切りに没頭する。いやいや疲れた。そして、管理機の「悠々田舎号」も明日、嫁入りでもある。3年半の活躍にねぎらいの意味も込めて、洗車、ワックスがけと丁寧に嫁入り支度をしていると、いつのまにか19:00になり夕暮れが迫る。いそがしかったが充実した一日であった。↓逆さ蔵王連峰(田の水面)、悠々田舎号・悠々Jr号、薪切り模様↓

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★2013.5.16(木) 晴れ 19℃

今日から、宮城大学の特別講座受講することとした。 週1回の割合で計7回の講座である。時間も18:00~21:00の時間帯でもあり、仕事の帰りに立ち寄るには時間・場所も非常に便利である。今回の内容は事業構想学研究科(博士前期課程)の大学院生向け科目であるビジネスマネジメント特別講義「戦略的経営のための視座」題1回<マーケテイング>。タイトル的には難しそうであるが、社会人にとっては既に経験してきていることではあるが、着眼点が多彩で理論との結びつけが面白く、なるほどと納得する。若いビジネスマンや大学院生とのワークショップも楽し。若い感性、そして社会経験を通して、今の延長ではなく新たな創造を、学ぶことは楽しい。新しい発見と驚きそして、感性の共鳴。いくつになっても学ぶ続けたいものである。若い学生とのやりとりをしながら、骨太の理想主義者井上ひさしさんの素顔を思い出す。「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に」をモットーにしていた彼の姿が重なる。「なるほど」と微笑みながら、多くの学生・社会人の方々と談笑しつつ世代間の垣根を取り払い、学びあうことはうれしいものである。会場の仙台AERを後にして帰宅を急ぎながら、次回もまた学べることの楽しさそしてその空間を過ごすことができると思うとワクワクしてくる。↓会場のAERと高力准教授の講義↓

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★2013.5.15(水)曇り 14℃

今日は会社OBで結成したNPO仲間での野菜つくりに出かけた。前回は5種類のジャガイモ、そして今日は大根の種まきである。いつものメンバーで和気あいあいと昔話をしながらの作業も楽し。次回はブルーベリー植樹とのことで川崎町のOさんに苗木を注文せねば。。。これもまた人とのつながりが広がればいいな。。。午後には青根別荘のKさんから譲り受けた中古の管理機のオーバーホールも終わり、我が家に届く。名前は「悠々Jr号」と名づけ試運転開始である。小型で操作の取り回しが楽で、これでパートナーにも扱えそうである。念入りにオイル注入そして錆のペンキ塗り、ワックスがけとピカピカに磨きあげた。活躍してくれること期待したい。ところで、知人で「田んぼアート」を続けて7年になる京都丹波地方のAさんがいる。といっても数種類の稲で描き出す本格的なものではない。レンゲの草花を使って一人で作る素朴な絵だ。田植え体験に来る近くの保育園児らを楽しませようと思ったのがきっかけだった。土壌改良に使われるレンゲに着目し、自己流で作り方を考えた。土手の上から何度も確認しながら、秋に絵の形になるよう種をまき、春に草を刈って整える。複雑なものはできないが、毎年、その時のイメージに合わせたゆるキャラの顔をデザインしたそうだ。田んぼと絵。農村活性化にも一役買っている。大がかりではなくても、ささやかな絵には心和ます味わいがある。「農業はもうからへんけど面白い。遊び心でやってます」とAさん。来年何を描くかは、もう決めているそうだ 。いろいろと楽しませてほしいものです。↓NPO野菜つくりメンバ&田んぼアート↓

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★2013.5.14(火)晴れ 15℃

今日、昼休みにコミュニテイサイトのFaceBooKを覗いていたら、当たり前のことだけど忘れかけていた「心に響く言葉」が掲載されており、思わず脳裏にガツーンと響く言葉であった。以下に一部を紹介します。「経済の世界では、お金なしでは何ひとつできることはないと信じられています。しかし、私の人生を振り返って言えることは、お金とは本当の豊かさではない、ということです。では、本当の豊かさとは何かというと、それはあなたの心の中の、信頼する心です。本当の豊かさとは友人であり、人々がつくり出すコミュニティです。そしてまた、きれいな水であり、美しい森、花咲く木々なのです。つまり、自然です。しかし、現代世界はまったく逆のことをおこなっています。川を汚し、森を壊し、海を汚している。お金を得るために、本当の豊かさを壊しているのです。コミュニティや家族も、お金のために崩壊しようとしています。みんなお金を稼ぐのに忙しく、家族がお互いを大切にすることができなくなっているのです。コミュニティや家族が今、どんどん壊れている。これは人々がお金の奴隷に、お金を稼ぐ機械になりさがっているからではないでしょうか。お金を稼ぐために忙しくて、人生を楽しむ余裕すら残っていないのではないでしょうか。お金とはたんなる手段にしかすぎない。本当の意味での豊かさとは何か、それは「人間」なんです。もともとお金とは、交換の手段でした。しかし、今それが「豊かさ」と勘違いされている。教育システムそのものが、そういうふうにつくられているのです。何のために教育を受けるのかといえば、社会に出てより多くのお金を稼ぐ、よい稼ぎ手になるためだと考えられていますね。つまり、教育がお金を稼ぐための手段になりさがっているのです。お金が目的と化し、自然をお金儲けの道具にしてしまっている。家族もそうです。本来は家族の幸せが一番であるはずなのに、お金が目的になってしまい、家族の幸せは過小評価されています。働いてたくさんお金を稼いだとしても、まわりを見まわせば、きれいな水もない、安全な食べものもない、自然もない。そんな状況でお金がどんな意味を持つのでしょうか」   ↓新社屋の建築工事が始まりました↓

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★2013.5.13(月)小雨 10℃

今日は天気予報が外れ、小雨模様で肌寒い一日である。しかし、この季節、野山の色彩が豊かになり、ツツジの赤やピンクが彩りをそえる。順次芽吹いてくる若葉も淡い緑から濃い緑まで、いくつもの顔を見せてくれる。こうした光景を何とか「四季彩々」の写真として撮りたい欲求に駆られる。友人の写真愛好家から、苦労話を聞く機会があった。夜明けの光景が撮りたくて、深夜から車で出掛けることはしばしば。懐中電灯の明かりを頼りに撮影場所に向かうこともある。多くの写真愛好家が訪ねてくる場所では、撮影ポイントを確保するのも容易ではないとか。そして、なんとか場所を確保しても、日が昇る瞬間に雲がかかることがある。小鳥など動きの速い撮影対象の場合、一瞬の差でチャンスを逃がすこともある。季節の進行は毎年異なるから、同じ時期に同じ場所に出掛けても、前年とおなじ花が撮影できるとは限らない。でも、風薫る季節こそ、絶好のチャンスでもある。久しぶりに本格的な撮影のまねごとでもやってみようかと思いながら愛用のデジカメを取り出し、いろいろな撮影技法をチェックしてみた。しかし、「四季彩々」の写真は、そのときの旬の時に旬の表現を、旬の感覚でシャッターを押すことに魅力があり、意欲をかきたててくれるような気がする。 ↓霧に包まれる仙台市内&ファーストフード昼食↓

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★2013.5.12(日) 晴れ 15℃

今日は母の日、そして仙台市内では仙台国際ハーフマラソンが開催され一万人以上のランナーが参加したとのこと。この5月の新緑の中澄み切った風が気持ちよく、なんて心地よいのだろう。今日は田植えである。水を張った田んぼに、小さな苗を植えていく。植えた苗がまるで碁盤の目のように整然と並ぶ。気持ちよいものだ。機械化で楽になったとは言え、田んぼの隅々、そして機械の出入り口は代掻き整地と人手がかかる。大人8人+子供2名の総計10名参加で田んぼに繰り出す。田んぼの泥に足をとられながら、そして悲鳴を挙げながら楽しそうな会話が弾む。田んぼの中の作業は大変ではあるが、しかし、これは体のバランスをとるには非常に良い運動ともなる。カエルも出陣しはじめた。子供はカエルとりに夢中になる。自然界の生き物を間近でみる機会が少ない子供にとっては、よい教材、そして触れ合う機会でもある。畔では総出で苗を運び、機械に乗せる。手際よく進む。そして「一服するか」。昼は土手にござを敷いて座った。まだ冷たい5月の風を感じ、土のにおいをかいで手料理が詰まった重箱そしておにぎりをを囲む。なんて幸福なひと時ではないか。家族、仲間と心が自然に還り、おいしくいただく。「田んぼで食べるのって、こんなにうまいんだ」。日本の春の風物詩である「田植え」を満喫しました。↓こどもたちもカエルそして田んぼ遊びに夢中です!

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★2013.5.11(土)曇り&小雨 16℃

今日はタケノコ採りである。おかげ様で合計8名の応援をいただき、伊達市梁川町五十沢の宍戸さん宅の裏山の竹林を精力的にチェンソー等での伐採・片づけとフルに活躍していただき感謝である。帰宅後、さっそく皮むき、ゆでて、明日の食卓にはおいしいタケノコが飾っているだろう。タケノコご飯から煮物、みそ汁の具まで利用範囲は広い。何と言っても今が旬。シャリッとした歯応えがたまらない。ところで歳時記に「竹の秋」という言葉がある。秋とは言いながら春の季語である。地中のタケノコを育てるためにこの時期、親竹の葉が黄色くなり落葉する。それが秋の紅葉に似ているところから「竹の秋」と呼んでいる。旧暦3月を「竹秋」ともいうらしい。ちなみに「竹の春」とは、竹の勢いが盛んな秋の季語である。タケノコは1日で数十センチも伸びる。すくすく育つ子どもを横目に、親竹は養分を取られ枯れかかっている。まるで「子どもにすねをかじられている親の苦労」と同じである。子ども1人を大学に通わせると年間200万円ほどかかる。さらに卒業しても就職できない場合も多いと聞く。今、世の中はアベノミクスとかで景気が上向いているような報道があるがその効果は実感できない。このまま円安や消費増税で物価が上がり生活費がかさむようでは、親のすねはますます細くなる。悲惨な「竹の秋」とならぬように祈りたい。 ↓頑張る竹レンジャーの仲間たち↓

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★2013.5.9(木)晴れ 18℃

季節が一気に動き出した。街路樹のイチョウは日に日に葉の緑が濃くなり、近くの公園ではツツジが見ごろを迎えピンクと白のコントラストが鮮やかだ。真冬並みの寒気が去ってから、季節の歩みが加速しているよう感じる。ツバメを見かけた。黒い背と白い腹の「燕尾(えんび)服」姿が、視界をスイと横切った。毎年、川崎の我が家の軒先をうかがいながら、成鳥が忙しそうに行き来し、繁殖に向けた準備に余念がない。ツバメは穀物を食べる虫を捕食するため、古くから日本人、特に稲作農家に愛されてきた。天敵から身を守るため、民家、商店など人が住む環境に営巣するケースが多く、ツバメの巣はその家の「安全」と「繁盛」の証しとしても歓迎されてきた。我が家にも来てほしいと願っているが。。。。 今日は青根に別荘をお持ちで、普段は泉区にお住いのKさんから管理機を譲り受けることとなり、その代金を支払いに訪問した。お住いの庭にオープンカフェを開店し、近くを散策する近所の方に無料で珈琲等をサービスしている。早速、珈琲・ケーキをごちそうになり、庭木談義に花が咲く。ちょっとしたきっかけで知り合いになり、情報交換できるのも楽し。それぞれの思いがかたちにできるよう夢を持ち続けたいと思う。暖かい陽射しとKさんの優しい人柄に出会いほっこりした気持ちになった。

↓ 家の前と後ろに2か所もある素敵なオープンカフェ ↓

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★2013.5.8(水)晴れ 13℃

今日の昼食で280円の吉野家の牛丼を食べながら、よくこの値段でやるなあと思う。いったい利益はどこから出てくるのかと不思議でもある。牛丼と同時に図書館が好きである。書架を埋め尽くす蔵書、静寂に包まれた閲覧室、書物のにおい。その環境が心地よい。図書館は「知の集積地」とも呼ばれる。思索を巡らせ、着想を生む空間。それが原点だったはずなのでは…。佐賀県の市立図書館が書籍レンタル大手に運営を委託し、書店感覚で再生に乗り出した。喫茶店やCDコーナーを備えているほか、ポイントカードを発行して、利用履歴などの個人情報も管理されるという。地元では「利用者の秘密を守る」との原則が揺らぐのではないかと、懸念する声が上がっていると聞く。しかし、全国を見渡せばこれはほんの一例である。全国83の図書施設が紹介されている本を見ると、その“進化”には驚くばかりである。夜にはアルコールを提供するところがあるかと思えば、絵本の観覧車が回っていたり、豪華ソファやこたつ付きの休憩スペースがあったり。<日本一のわくわく図書館>を目指すアイデアには脱帽する。ここに共通するのは、書店との境界が極めて曖昧になっていることだ。話題性だけ競っていいはずもない。ちょっと立ち止まり考えてみると、気軽に本と向き合える環境つくりも進化のひとつである。。組織も人もこだわるのはいいが、時代環境とともに進化する心意気も必要であると思うこの頃である。 

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★2013.5.7(火)晴れ 14℃

某会社の社長さんと珈琲を飲みながら、「こどもの日」に行われた東京ドームでのイベントに話が弾む。同世代でもあり共感する点が多い。マウンドに背番号55の松井秀喜氏。打席には懐かしい「3」を背負った長嶋茂雄氏が立ち、左腕一本でスイングを見せた 。東京ドームで国民栄誉賞を授与された師弟が、その後の始球式に登場し、ファンを沸かせた。脳梗塞を患って右腕が思うにまかせぬ長嶋氏は、軽めのバットを準備し、素振りの練習をして備えたという。始まりは21年前のドラフト会議だった。4球団の指名が松井氏に集まり、長嶋監督がくじを引き当てた。大の阪神ファンだった松井氏を、長嶋氏が強く希望して指名し、見事獲得。強運ぶりを見せつけた。色紙に書いた誘い文句は「君は巨人の星だ。ともに汗を流し王国をつくろう」。この人らしいズバリ直球である。客を喜ばせるオーバーアクションと冗舌の「ミスター」。日米両国で実直にひたむきにプレーした「ゴジラ」。それぞれ、昭和の高度成長期と、バブル崩壊で社会に閉塞(へいそく)感が漂った時期に、国民に広く夢を与えてくれた。新旧の野球少年への粋な贈り物になったはずだ。二人が残した数字だけ見れば上がいる。それでも「夢」や「感動」を物差しにすれば、誰も賛辞は惜しまないだろう。巨人ファンならずとも。今日の仙台定禅寺通りの新緑のケヤキと同じくはつらつとした印象を与えてくれた。 ↓勾当台公園より県庁を望む↓

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★2013.5.6(月)晴れ 22℃

今日は久しぶりに風もなく、暖かい一日である。GWも今日で終了で、明日から仕事である。この連休中は相変わらず出かけず農作業・家の外回りの作業に追われた。まだ、薪切り・薪割りが残っているが、ちょっと疲れ気味でもあり、暖かい日差しを浴びながら周りの散策に出かけた。歩きながら、子供たちの遊んでいる姿を見かけると、ところで我、子供たちはどうしているのかと脳裏に浮かび、さだまさしさんの「案山子(かかし)」を思い出す。元気か。新しい街には慣れたか。友達はできたか。離れて暮らす家族を思いやる肉親の心情を歌う。中高年以上の世代なら、懐かしさを覚える人は少なくないだろう。いまはどうか。新幹線や高速道路のおかげで移動に必要な時間はぐっと縮まった。多くの人が携帯電話やスマートフォンを持ち、家族間の通話やメールの無料サービスもあるから遠くても連絡が取りやすい。遠距離が生む心配や心細さは昔ほどではないはずなのに、ちょっと気がかりでもある。便りがないのは元気の証拠と思いながら、電話してみる。相変わらずそっけない返事。元気なうちはそれぞれの世界で楽しむもよしと思い、八重桜の満開に感嘆の声を上げながら、花を愛でる。大型連休がきょうで終わり、少し寂しくなるが、その分、静かに満開の夜桜を眺めることができる。それもまた風流ではないか。

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★2013.5.5(日)晴れ 20℃ こどもの日

今日はこどもの日(端午の節句)で、あちらこちらで色とりどりのこいのぼりが泳いでおります。5月は1年のうちで最も過ごしやすい時期かもしれない。木々は新緑がまぶしく、陽気もちょうどいい。一方で冬の寒さから解き放たれ、感情の起伏が大きくなり、「気の病」の出やすい時期と重なる。「会社に行くのが億劫(おっくう)」「眠れなく、食欲がわかない」等。ゴールデンウイーク明けごろ出現するのが「五月病」だ。大学に入りたての学生や社会人となった若者にしばしばみられる。新しい環境、周囲になじもうと無我夢中、ほぼ1カ月が過ぎたころである。仕事がどういうものかそろそろ分かりかけ、気が緩む。休みをきっかけにSOSのサイン。五月病は正式な医学用語ではなく、診断名は軽度の適応障害という。人間関係や環境の変化で大きなストレスをためこむのが原因らしい。ちょうど川の流れが同じ所をぐるぐる流れると、よどみ濁ってくる事象に似ている。心も同じことを考えていると、苦しくなってくる。映画を鑑賞する、自転車で緑の中を走る、友達とおしゃべりする。楽しみ、喜びが心と体を癒やしてくれるに違いない。こうしたとき、ぜひとも蔵王連峰を眺めてほしい。この空間に浸ると何もかも、ちっぽけに見えて心がスッキリしてくる。田んぼの代掻きも終わり、ホットした気持ちで蔵王連峰を眺めると、こどものようにすがすがしく、おおらかである。幸福に浸る一コマである。

↓田んぼの代掻き中に「かもしか」が出現し、ビックリです↓

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★2013.5.4(土)晴れ 17℃ みどりの日

今日はみどりの日。近郊の山々はやわらかな萌木の色に染まり、互いにほほ笑み合っているかのようだ。高村光太郎の「新緑の頃」は、この季節を喜びいっぱいに歌っている。「青葉若葉に野山のかげろふ時、ああ植物は清いと思ふ。植物はもう一度少年となり少女となり/五月六月の日本列島は隅から隅まで/濡れて出たやうな緑のお祭」と。「冬の詩人」とも呼ばれる光太郎には珍しい春の詩。いつ終わるとも知れない厳しい冬を熟知しているからこそ、ようやく巡りきた命の再生に感謝し、心を沸き立たせる。それは東北の地に暮らす私たちの実感でもある。どんな老木も、生きているかぎり、みずみずしい葉を芽吹かせる。しかし、緑なす列島の中で、福島第1原発と周辺の街や野山や海や川では放射能との闘いが続く。隣の県に住む我々の水や空気や土を清く保ちたいと願うのは地域エゴではない。生きとし生けるものへの義務だろう。きょう恒例の「寒晒しそば」を食う会に仲間17人と取れたての山菜の天ぷらに舌づつみを打ちながらそばをすする。今年は寒かったこともあり、アクが取れ、一段と甘みが増しいるようでおいしくいただく。そばの食感を味わいながら「みどりの日」を思う。 ↓ 田の土起しを開始しました ↓

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★2013.5.3(金)晴れ 16℃ 憲法記念日

5月は「風薫る」「鯉(こい)のぼり」「卯(う)の花」との季節語をよく耳にする。山の緑は増し、街は光に満ちる。清々(すがすが)しい空気に包まれ、外出が楽しくなる。 日本気象協会が選定した「季節のことば36選」の中の5月をイメージするものとして一般から公募した言葉である。 今日は憲法記念日である。井上ひさしさんの長編「吉里吉里人」の舞台となる吉里吉里国は、永久に戦争を放棄するため陸海空軍その他の戦力は保持しない。同国憲法第9条でうたう。 東北地方の一村落が日本からの分離独立を宣言。鎮圧されるまでの1日半を描くユートピア小説。村のリーダー格の長老は9条を、美しく、子守歌のように優しく、まるで太陽。公明正大で、そして雄々しい―と自画自賛する。先日訪れた仙台文学館で井上さんは吉里吉里人執筆の動機について「日本人はどうしてコメや憲法のことをちゃんと考えないのか、という疑問があったから」と話している。そして今、日本は環太平洋連携協定(TPP)交渉に向けて走り出し、改憲論議が熱を帯びてきた。安倍政権は、まず憲法改正の発議要件を定めた96条の改正に照準を定めている。改憲のハードルを下げておいて、9条に手をつけようというのか。参院選の公約に盛り込む方針だ。野党の中にも賛成する党もある。なぜ正面切って、9条改正を問わないのか。その方が国民に分かりやすく潔い。今日、憲法記念日に思う。

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★2013.5.2(木)晴れ 15℃

今日は八十八夜。立春から数えて八十八日目にあたる日。このころを過ぎると霜が降りなくなり、野菜の種まきなどの農作業の目安になっているようです。そして新茶の季節でもある。煎茶で今の時期に摘まれたものが「一番茶」、6月頃が「二番茶」、8月頃が「三番茶」。60℃程度でのお湯がまろやかでおいしいらしい。ぜひとも一番茶をいただきたいものである。家の周りを見渡すと、田植えが近い風景があちらこちらで目に付く。エンジン音も高らかに農道を行く軽トラックが増えてきた。私も軽トラの愛用者であるが、飾り気なしの車内は泥だらけのゴム長が似合う。小柄で力持ち。農の最前線を支える「働きもの」だ。「大は小を兼ねる」というが、自動車に関しては当てはまらないことが多い。狭い田んぼ道や林道をスイスイ進めるのは軽トラがあるからこそ。そしてまさに、田畑作業では必需品でもある。全国軽自動車協会連合会によると、軽自動車の普及台数は鳥取、佐賀、島根、山形、長野と続く。分析によると、上位県は女性の就業率や持ち家率が高く、しかも家が広い。働く人の足として2台、3台持つなら、車両価格や税が安くて、性能も室内の広さも十分な軽で十分とのことらしい。田んぼで軽トラを見ると、「頑張れ」と声を掛けたくなるくらいたくましさを感じる。 ↓軽トラで定禅寺通り野菜配達中↓

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