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■ 2023  小さな旅 15 ■


テーマ「想像力を駆け上がる建築を巡る」

12/3-4:大人の休日倶楽部パスを利用し、建築家の息子の招待もあり水戸芸術館・市民会館と11月末に新しく完成した東京の麻布台ヒルズの高層建築ビルを見学してきました。やはり新たな建築物はわくわくドキドキさせてくれて心に刺激を与えてくれますね!心のリフレッシュも兼ねてとっても充実した満足することができた旅でした。

12/3: 水戸芸術館

水戸芸術館は、水戸市の市制施行100周年を記念して開館した複合文化施設です。施設を設計したのは、建築界のノーベル賞と言われるほど権威ある賞である「プリツカー賞」を受賞した建築家、磯崎新氏。また、館長として、世界的な指揮者であり、水戸室内管弦楽団の音楽監督を楽団創立時から務めてきた、小澤征爾氏が就任されています。館内には、音楽・演劇・美術の専門空間として、コンサートホールATM、ACM劇場、現代美術ギャラリーが設けられており、日々、3部門それぞれの事業が繰り広げられています。1989年に公共建築百選に選ばれ、1991年に第32回BSC賞、2015年に第15回日本建築家協会25年賞(JIA25年賞)]を受賞している。

中央に大きな芝生広場と欅の木があり、通りに面しており、野外コンサートやフリーマーケットに使われている。この広場を各部門の建物が三方から回廊で取り囲む、古典主義的建築の手法に習った形状となっており、各建物は人間的なスケール感を醸し出せるよう分節されている。さらに、市制100周年を記念して企画された建物であることから、チタンの正三角形パネル(一辺9.6m・57枚)を組み合わせてらせん状に天に伸ばした高さ100mのシンボルタワー(アートタワー)がそびえており、地上86.4mの展望地室から水戸市とその郊外を眺めることができる。また冬には市民の手でイルミネーションが行われる。この形状はDNAのらせん形状であり、同型のかたちが反復しながら無限に伸びてゆくのはブランクーシの『無限柱』に着想を得たものでもある。石などの素材に覆われ立方体・円柱・ピラミッドなど重力的に安定した形態をしている低層部の建物と、空へ伸びる銀色の高層のタワーとは対立的なデザインがなされている。

タワー建設に当たっては、当時運輸省航空局から、高さ60メートルを超える建築物は航空法に基づいて衝突防止のために目立つよう、赤白に塗り分けるか点滅灯をつけるよう指導され、芸術館スタッフはタワー完成直後に航空局職員を招いて「措置をとらなくても十分目立つ」と説得工作を行った。結果として「かなり目立つと判断したが、証拠となる数字が欲しい」との指摘がなされ、証拠のための写真撮影に奔走したという。

12/3: 水戸市民会館

2023年4月完成予定 伊東豊雄”新水戸市民会館”水戸芸術館に隣接するやぐら広場のある木質系新市民ホール

水戸市は茨城県の県庁所在地で、人口約27万人を抱え県内唯一の中核市に位置付けられています。その街の中心部に計画されている水戸市新市民会館(仮称)。2023年4月のオープンを目標としています。県下最大級となる約2,000席の大ホールや500弱の席を持つ中ホールを設け、コンサートや学会、全国大会に対応できるスペースを提供。JR水戸駅から徒歩1.5kmに位置することから多くの市民主体イベントにくわえ、都内から90分というアクセスを活かし集客性の高いイベントも視野に入れています。

物の設計は伊東豊雄建築建築設計事務所。50社を超える公開型プロポーザル方式によって最優秀案となり選定されました。(次点はteco・能作建築設計事務所設計共同企業体)

伊東氏は2013年に建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞。代表作として「仙台メディアテーク(仙台市)」、「まつもと市民芸術館」(松本市)、「信毎メディアガーデン」(松本市)、「大田区休養村とうぶ」(東御市)、「ミキモト2」(東京都中央区)などがあります。


12/3: 茨城県近代美術館

水と緑あふれる茨城県水戸市千波町の千波湖のほとりに1988年(昭和63年)に開館した、茨城県近代美術館。周辺の木々が四季折々の表情を見せる落ち着いた雰囲気の中に建つ、緑青色の屋根と花崗岩の茶色い壁が目印の館の建物は、建築家 吉村順三氏の設計によるもの。

茨城県は、横山大観、菱田春草、下村観山、木村武山ら「五浦の作家」や、牛久沼のほとりに住み自然とともに生きる人々や動物たちを描いた小川芋銭などの日本画家、また、大正期に活躍した中村彝らの洋画家など、日本の近代美術の展開において重要な役割を果たした作家を多く生み出している。

茨城県近代美術館では、このように歴史に名を刻んだ郷土作家をはじめ、国内外の近現代美術の名品を中心に、3,800点を超える美術作品を収蔵している。

12/3: 水戸弘道館

日本遺産認定!近世日本の教育遺産群 藩校教育の拠点

1841年に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公の手によって創設した藩校。それが、近世日本の教育遺産群として日本遺産にも登録された弘道館です。「教育によって人心を安定させ、教育を基盤として国を興す」という建学の精神の下、弘道館は儒学教育を礎に文武を磨く教育機関として機能しました。

現存する日本最古の学校・足利学校跡(足利市)や、日本最大規模の私塾・咸宜園跡(日田市)、江戸時代の庶民教育を担い唯一国宝の講堂を擁する旧閑谷学校(備前市)と並ぶ近世日本の教育遺産群としてその価値を認められました。また、水戸市内にはそんな弘道館とともに近世日本の教育遺産群の日本遺産に認定された施設が他に3ヶ所あります。それが弘道館と対になって語られることが多い偕楽園、そして文武両道の場となった日新塾跡、そして大日本史編纂の場となった旧水戸彰考館跡です。これらも弘道館とともに近世日本の教育に貢献した史跡として認められました。

水戸といえば「水戸黄門」というほど、水戸藩第2代藩主・徳川光圀が有名です。そこにもう一人、いっしょに知ってほしい名君がいます。それが第9代藩主の徳川斉昭。弘道館も偕楽園も、この斉昭の「一張一弛」(いっちょういっし)という思想によって造られました。時には厳格に、時には寛容に生きるべきという儒学の思想です。厳格に学問に励む場所が弘道館。藩主から武士、領民までみんなで楽しむ場所が偕楽園だったのです。これは封建的で、厳格さが重んじられていた当時では、かなり開かれた考えでした。

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12/4: 麻布台ヒルズ

麻布台ヒルズのコンセプトは、

「緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街−Modern Urban Village−」。

都市の本質はそこに生きる人にあるからこそ、人間を中心に発想し、

誰もが豊かに暮らせる環境をめざした「ヒルズの未来形」です。

テーマは、「Green&Wellness」。

自然と調和しながら、人間らしく健康的に生きられる。

そんな新しい都市の豊かさを、世界に先駆けて東京から提案しているようだ。


開発経緯

「麻布台ヒルズ」の計画地は、東西に細長く、高台と谷地が入り組んだ高低差の大きい地形です。敷地は細分化され、小規模な木造住宅やビルが密集し、建物の老朽化も進むなど、都市インフラからの整備が必要な状況でした。そこで、都市再開発法に基づく第一種市街地再開発事業によって、これらの課題を解決するとともに、道路や公園などのインフラを整備し、防犯防災面においても都市機能の更新を実現します。

平成元年(1989年)に「街づくり協議会」を設立し、以降、30年という長い年月をかけて、立場や事情の異なる約300人の権利者の方々と粘り強く議論を重ね、計画を進めてきました。平成29年(2017年)には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、平成30年(2018年)3月の再開発組合設立認可を経て、令和元年となった2019年8月5日に着工、令和5年(2023年)11月24日に開業しました。

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